マガジンのカバー画像

スポヲタ情報局 (Sporta News)

94
NYC/Tokyo ベースにスポーツテックの分野で活動するスポヲタ社の情報配信サービス HP:https://sportajapan.com/
運営しているクリエイター

#サッカー

今週の注目スポーツテックトピック<22年2月22日-28日>

今週起きた、スポーツテック分野における注目トピックを3つ、以下の通り纏めて見た。エンタメ界の頂点米国におけるスポーツテックの発展は本当に恐ろしい。。 本スポーツテックに関するレターとは別に、スポーツビジネスに関するトピックは別途メーリス配信しているので、こちら欲しい方はDMで。 1.  新興スポーツメディアであるWave Sports & Entertainment、そのシリーズBラウンド(合計USD27mil調達)を実施日本でもZ世代のスポーツ離れは問題化してきていると

(後編)断言する、レッドブルは世界一のスポーツ企業になる

前回のNOTEにていかにレッドブルが凄い会社であるか説明すると共に、最後同社がスポーツシーンにどの様な狙いで入ってきたかまではご紹介できたかと思う。 今回は、そんなレッドブルが何故世界一の「スポーツ企業」に今後なるか解説したい。 まず前回のおさらいだが、①レッドブルは飲料メーカーでなく、「マーケティング」会社であり、②元々レッドブル自体の「マーケ」目的でスポーツ界に入ってきた点は覚えておいて欲しい。 さて、そんなレッドブル社だが、スポーツ界に進出してきた効果はとてつもな

スポーツ海外留学における『クラウドファンディング』の可能性

『新世代サッカー指導者のWEB戦略』vol.5 Vol.4▶︎『若さは"武器"となり、若さは"邪魔"をする』 *** ■留学に付きまとう「資金」の問題これから世界で戦う日本サッカーにとって「指導者を海外にどれだけ出せるか」というのは、1つの大事なテーマだと確信しています。島国であり、日本語のみを話す日本という国において、世界一グローバルなスポーツで戦うために、避けて通ることは出来ません。 そこで我々に重くのしかかるのが「お金(資金)」という問題です。本来であれば日本サ

若さは"武器"となり、若さは"邪魔"をする

Vol.3▶︎『ペップを愛し、ペップに愛された男——。 "WEBで"ピッチに立った「新世代サッカー指導者」たち』 *** 『新世代サッカー指導者のWEB戦略』vol.4 この連載の中で私が伝えていきたいこと(考えていきたいこと)は、以下の通りです。 これからのサッカー指導者は「WEB」をどう使えるかが重要になる。そして、そこには有効な「戦略」が存在し、またWEBとの「向き合い方」に気をつけなければならない。 今回のVol.4では、その中でも「若い指導者」がWEBを有

ペップを愛し、ペップに愛された男——。 "WEBで"ピッチに立った「新世代サッカー指導者」たち

『新世代サッカー指導者のWEB戦略』vol.3 これまで『新世代サッカー指導者のWEB戦略』Vol.1・Vol.2の中では、サッカー指導者が「WEB戦略」を考える理由として「イメージ戦略(セルフブランディング)」と書きました。ただ、それ以外に大きな理由がもう1つあります。今回は、それについて実例を上げながら書いていきたいと思います。 * ■哲学を世に示せ私たちのような若い指導者にとって、自分のアイデアや考え方を示す場所は「WEB」以外にありません。私たちが、サッカーにつ

現代スポーツが"ナポレオン"から学ぶべきこと

『新世代サッカー指導者のWEB戦略』vol.2 私は、少し奇妙なことを言っているように思われるかもしれません。このようなスポーツを取り上げる媒体で、サッカーの監督を目指している人間が、なぜ「WEB戦略」なるものを語っているのか。 ■ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト本題に入る前に、前回の記事で触れたナポレオンの話をもう少し掘り下げていきます。ナポレオンと言えば、何といっても『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』。前脚を大きく振り上げる白馬に乗ったナポレオン

『新世代サッカー指導者のWEB戦略』Vol.1

※この度、Sporta Corporation(スポヲタ株式会社)が運営する、noteマガジン『スポヲタ情報局』にて、連載をしていくことになりましたので、ご報告いたします。本noteは、その1回目の記事になります。 スポヲタ株式会社HP:https://sportajapan.com/ 私以外にも、主にアメリカで多様なスポーツと関わっている方々を中心に、おもしろい経歴の方々がコラムを連載しております。指導者、選手、ビジネス、ファン、様々な立場から記事が更新されていきますの

アスリートとSNSの蜜月な関係

「長友選手の元気玉」だけでなく、今回のロシアサッカーW杯ではSNSによる選手とファンの直接の繋がりを強く感じる機会が多かったように思う。 特に、日本・ベルギー戦の際の長友選手の元気玉の写真(上、出典:長友選手の公式Instagram)や帰国の飛行機内でのチーム写真(下、出典:長友選手の公式Twitter)、ブラジル・ベルギー戦後の長友選手の投稿(下、出典:長友選手の公式Twitter)など、メディア経由ではなかなか聞けない/見られない本音の発現や表情が伺えるような、選手自身