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「EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」を観ました

映画鑑賞備忘録です。

2021年16本目は「EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」。

2017年に第1作目を公開した「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」シリーズの最終作。

これまでずっと「エウレカ」シリーズは観ようと思いつつも観ずにいたのですが、今作の公開が決まって一念発起。「交響詩篇エウレカセブン」「ポケットが虹でいっぱい」「エウレカセブンAO」「ハイエボリューション1」「ANEMONE」を2ヶ月で詰め込んで今作の公開に備えました。歴代シリーズ一気観は単純にかなりの量で結構大変だったのですが、今作が「ハイエボリューション」のみならず、「エウレカ」シリーズそのものに一区切りつける作品であったため、その甲斐はあったかなと思います。

「EUREKA」では前作「ANEMONE」にて、レントンとの再開を望み、無数の仮想世界を創り出していたエウレカがその力を失い、大人になったその後を描いています。ストーリーは相変わらず難解な設定が多いことに加えて、やや強引に展開していくところもありつつでしたが、これまでの流れをうまくまとめ上げていたと思います。

そもそもエウレカセブンってストーリーとか世界観は雰囲気で押し通すところもあるし、多少のツッコミどころは許容範囲かなと感じました。むしろそういうのも含めてこのシリーズらしさなのかも。せっかく新たなシリーズを展開できそうな芽も残されたわけですし、またしばらく時間が経ったら新たなif世界で物語を描いたらいいかもしれませんね。その際はレントンに出番をもっとあげてほしいなと思います。

いや、本当にレントンの登場シーンが雀の涙ほどしかなくて。これだけはちょっと拍子抜けしたかも。20代に成長したクールなエウレカ、ハツラツとしていてキュートなアネモネはとても良かったです。今作の鍵を握る少女、アイリスとの旅路を描く中盤のエウレカは感情表現も豊かですし、とても活き活きしていました。アネモネも無印でなまじ辛い目に遭ってきたので元気に成長した姿を見られてなによりです。

というわけで、個人的には割と納得の作品でした。長期シリーズ作品は前段として見るべきものが多くなってしまってなかなか敷居が高いですが、たまには頑張って追いついてみるのもいいかなと思いました。

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ぱすた大将軍
等身大リラックマをいつか購入したいです。

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