「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観ました
映画鑑賞備忘録です。
2023年6本目は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」。
なんといっても中年女性×マルチバース×カンフーという画期的な組み合わせが凄く印象的ですよね。予告編からどういうことなの?感満載なカオスさが期待を煽ってくれました。
実際にギャグやパロディ満載でとってもナンセンス。ストーリーはなかなか超展開の連続ですが、テンポの良さと突き抜けたバカバカしさ、気の抜けるようなチープなシーンの数々が細かいことを忘れさせてくれます。
一方で、そんなおふざけを散々見せつけておきながら自己存在感や愛についても真顔で問いかけてくる謎さ加減が、ある意味現代的バランス能力でしょうか。笑って泣けるハイテンションエンタメ作品で、私は楽しく観れました。
公開当初はやや賛否両論が巻き起こった感じもありましたが、いかんせん尖った内容だったのと、なまじアカデミー賞で最高成績を収めたばかりにハードルが爆上がり&普段映画をあまり観ない人の目にも触れたせいかなあと思います。
それにしても、日頃スッカスカの映画館で公開直後の今作を観たのですが、ノミネート効果かかなりの人入りでそれにも驚き。やっぱりアカデミー賞って影響力ありますね。受賞後はもっと大勢の人が入っていたんでしょうか。
(2023年3月上旬に鑑賞)
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等身大リラックマをいつか購入したいです。