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「シン・仮面ライダー」を観ました

映画鑑賞備忘録です。

2023年10本目は「シン・仮面ライダー」。

庵野監督によるゴジラ、エヴァ、ウルトラマンに次ぐ4作目の「シン」です。今作のベースになっているのは1971年のテレビシリーズ「仮面ライダー」及び石ノ森章太郎原作の漫画「仮面ライダー」。悪の組織・SHOCKERと、SHOCKERによって改造人間にされてしまった本郷猛(仮面ライダー)の戦いを描いています。

とにかく戦いまくりです。約2時間の尺にSHOCKERとの戦いが、大雑把に言えば9回も行われます。「シン・ウルトラマン」でも複数の怪獣・異星人との戦いが繰り広げられましたが、それ以上のテンポ感でした。濃淡はありますが、戦いの中にも人間ドラマがあって見応えがあります。特に、ヒロイン・緑川ルリ子の旧友であるヒロミ(ハチオーグ)との戦いはいいですよね。かつての友との避けられない命を賭した戦い……定番のやつです。和の雰囲気も好みでした。あと、ドラマは特に無いけど好きだったのが長澤まさみ演じるサソリオーグ。凄くインパクトあってキャラが立っているのに、政府の部隊に負けて即退場してしまうのにはちょっと笑ってしまいました。

私は「仮面ライダー」&特撮無識者なのですが、それでも普通に楽しめて良かったです。庵野監督の次なる「シン」にも期待です。いや、別に「シン」でなくてもいいんですけどね。

(2023年3月中旬に鑑賞)

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