「シン・ウルトラマン」を観ました
映画鑑賞備忘録です。
2022年16本目は「シン・ウルトラマン」
庵野秀明による「ウルトラマン」のリブート的作品。私は全くウルトラマンマニアではないので、初代との比較や深い考察とかはできませんが、それでも純粋にエンタメとして楽しめました。テレビシリーズから抜粋されたエピソードが上手いこと再構築されていて、ストーリーも自然な仕上がりでしたし、パワーアップした映像技術で撮られたバトルシーンは良かったです。特に、ラストの最終兵器・ゼットン戦は「トップをねらえ!」を彷彿とさせるような壮大さがあって見ごたえがありました。
一応、幼少期にウルトラマンを履修していたおかげで、なんとなく懐かしい、そういえばこんな展開あったな、みたいな過去の記憶が甦って、より楽しめた気がします。世代でもないのに何故かウルトラマンシリーズを摂取した幼い頃の自身に感謝する日が来ようとは思いもしませんでしたが、人生に無駄なしってことなのかもしれません。
昨年のシン・エヴァンゲリオンにはじまり、庵野さんの過去作品、ナディア展や庵野秀明展、井上泰幸展等々、庵野さん及び特撮に関するものをあれこれ観ることが多かったのですが、ここに帰結した気がします。
ちなみに、シン・ウルトラマンの鑑賞後の勢いで庵野秀明セレクション(「遊星から来た兄弟」「怪獣殿下(前編)」「人間標本5・6」「空の贈り物」の4本立て)も観ました。元々の作品としての面白さとは別に、映像表現やセリフ、脚本など端々から今とのギャップを感じられて、そこも面白かったです。こういう機会に改めて昔の作品を観るのもいいですよね。
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等身大リラックマをいつか購入したいです。