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「スケアリーストーリーズ 怖い本」を観ました
映画鑑賞備忘録です。
2020年5本目は「スケアリーストーリーズ 怖い本」。
「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督が脚本・制作に携わったことでも話題になりました。
今作の見どころはずばり登場するモンスターたちの造形でしょうか。
この映画の原作は「誰かが墓地からやってくる」という80年代のアメリカの児童文学なのですが、この絵本は”挿絵が怖い”で有名なんですよね。画像検索とかで調べてみると子供向けにしては妙におどろおどろしいモンスターのイラストが出るので良かったらどうぞ。
そんな怖いモンスターたちですが、今作では恐ろしさもありつつ、キャッチーさもあるキャラクターとして実写化されています。
特に映画の顔とも言うべき、”青白い女”はかなりのインパクト。大福餅のようなフォルムにニターッとした不気味に微笑むような表情でゆっくり迫ってくる姿はとってもコミカル。主人公たちへの攻撃(?)も個性的で、襲われた人のその後が気になります。
映像的には全体的に残酷描写はほとんどなく、非常にマイルドな仕上がりなので子どもが観ても安心です。ストーリーも呪いに立ち向かう少年少女たちの成長をメインに描いたもので、ボーイミーツガール要素の強い物語なので、ホラーが苦手でも楽しめるエンターテイメント作品だと思います。
ちなみに、映画館にはフラッシュ撮影で浮かび上がる仕掛けが施された看板がありました。
(フラッシュ無↓)
(フラッシュ有↓)
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