お茶の葉14:烏龍茶・紅茶・プーアール茶の効能
おはようございます。
今日も一日どんよりとした、そして時々降る雨で気温以上に冷え切った週末。
さて今日まではチャノキの葉っぱ(及び茎)を発酵の程度によって4つに分かれるお茶の種類を加工工程の違いによって分類してみてきた。
今日はお茶の効能に関して見ていきたい。
今日は緑茶以外を見ていこう。
烏龍茶も紅茶も同じチャノキから作られる緑茶と同じく以下の効果は程度の差はありつつ期待できる。
眠気冷まし
心臓や腎臓に作用し、利尿を促す利尿作用
胃酸分泌を促し、食物の消化や吸収を助ける
体脂肪の分解を促進する
抗酸化作用
血中コレステロールの低下作用
抗ウイルス作用
虫歯・口臭予防
血圧上昇抑制作用
血糖上昇抑制作用
ウーロン茶
ウーロン茶にはカテキンは含まれていないのですが、代わりに「ウーロン茶重合ポリフェノール」が含まれているので、食後の血液中の中性脂肪やコレステロールを減少させる効果や虫歯や口臭の予防が期待できる。
また、ミネラル分が豊富に含まれており血流を改善する働きがあるため、血流の改善にも役立つ。ビタミン同様にミネラルは人間の身体を健康に維持するために必要な栄養素ながら体内で作ることができないため、食べ物や飲み物から摂る必要がある。烏龍茶には神経や筋肉を正常に動かすために働くカリウムや骨の生成や神経を正常に保つ役割を果たし、体内活動にかかわる酵素を活性化させる働きを持つマンガンといったミネラルが多く含まれている。
紅茶
紅茶はカテキンが酸化酵素で酸化されることで、きれいな赤色に変化し、芳香な紅茶の香りを作られている。このため、緑茶と比べてカテキン量は少ない。カフェインは煎茶と同じか若干多いくらい。
とはいえ、血糖値をコントロールしてくれる効果や脂質の吸収を抑えてくれる効果が期待できる。また、ポリフェノールによって、風邪やインフルエンザの予防につながり、リラックス・アンチエイジング効果も期待できるため、緊張や不安などの解消を促進してくれる。
プーアル茶
プーアル茶はウーロン茶と近い製法で作られているため、ウーロン茶の味も栄養素もとても似ているものの、より落ち着きがありまろやかな味わいが特徴。
そんなプーアル茶の大きな特徴は「重合カテキン」を含んでいるという点。茶葉が発酵しているプーアル茶に含まる重合カテキンには、体脂肪を減らす働きがあると認められており「減肥茶」とも呼ばれる所以になっている。
また、烏龍茶同様に含まれるミネラルの効用として身体の血行を促進する働きがあるため、体を芯から暖めて腸を活発に動かす原動力になり便秘の解消に役立つ。
また、プーアル茶に含まれているリパーゼ酵素は便秘や胃もたれなどの症状を軽減してくれる働きが期待できる。このため、食事中や食事後に適量のプーアル茶を飲むことで消化を促進させ、胃もたれを軽くします。
そのため、脂肪の吸収を抑えるウーロン茶は食前に、脂肪を燃焼するプーアル茶は食中食後に飲むのに適しているとされる。
*上記の情報は以下のリンクからまとめています。
また、大きな効果に差はなく、どれも芳醇な香りがするため、嗅覚的にもリラックスできるのがお茶の良いところ。烏龍茶とプーアール茶の飲み分けは理に適っているけど、それ以外は自分が寛げるお茶の香りや一緒に楽しむスイーツに合わせて美味しさを満喫できるものを選ぶのでいいんだろうな、と思うと気も楽になる。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い週末を。
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