レザー小物【クラフトワーク】

こんばんは。
2025年も年明けお正月から成人の日も迎えてその次の週末を迎えて1月ももう後半というタイミング。

今更ではあるけれど、年末年始のタイミングからチコチコやっていたレザー小物作りを今日は何事もなかったことになる前にシェアしておきたい。

レザークラフト

僕のいくつかあるライフワークの、紛れもなく1番手でコアであるレザークラフト。元々はニーズが先立って作ることが専らだったけれど、自分に必要なものを一旦作り切ってからはオーダーが入らない限りは新たに作ることがない。だから、本来レザーでやらないものも含めてレザーで作るようになっている。

そんな訳で、この年跨ぎのタイミングで作ったものは、年末に買ったスケジュール帳のカバー。正直こんなシンプルなものは作ったうちにはいらないんだけど、友人がくれた洋服用の薄くて手触りの良いしなやかなレザーのお陰で見た目も良し。スケジュール帳は一年通して毎日使うものだし、どこかで手を抜くと『ここなぁ〜』って目が行ってしまうので、シンプルだからこそ丁寧に。

そうしていたら、ちょっとした物足りなさと洋服用のサンプルレザーを年末休み前にもらっていたのを思い出して、こちらでも何か作ろうかと思い立つ。とは言え如何せん素材サンプルだから、素材はめちゃくちゃいいけどサイズがちっちゃい。そこからその柔らかさを生かした触れて気持ちよく、見て軽快さのあるタッセルチャームを作ることに。
柔らかい革だから普段使っている革とはまた切り方も違って、伸びてしまわない様により丁寧に。
金具を通すにしてもまずは指が通しやすい様に、そしてその輪がレザーの手触りの良さを感じられながら伸びてしまわない様に、三つ折りにして中央を麻糸で手縫い。サイズも小さいのでタッセルも長くて細いよりも短くて太い方が可愛いんじゃないかと素材を半分に切ってそれを横に繋げて巻いていく。

出来上がりはこんな感じ。

どちらも大人らしい落ち着いた色合いと相まって、品と可愛らしさ(特にタッセル)があってどちらも気に入っている。

タッセルの長いものはどうなるかな、と思ってこちらも試しに家具に使われているソフトレザーで作ってみたらやはりこれはこれでアリな気がする。

自分の生活の中に自分の思いが詰まったもので囲まれるのは幸せ。もちろん、自分で作ったものもそうだし、他の作家さんが作られた作品も同じこと。
この世の中にモノはゴマンとあるけれど、自分にとって大切なモノでこれからも暮らしを(量より質で)満たしていきたい。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。


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