金11:金の加工技術(素材編)
おはようございます。
今日は薄曇りの空で穏やか。
さて、金属が持つ「熱すると溶ける」「たたくと薄くのびて広がる」という特徴をうまく生かしてつくられる金工の、制作工程の鋳金、鍛金、彫金の3つの技術をみてきた。加工技術の最初に触れたように、これらは合金にしたり場合によっては金を地金からそのまま使う一方で、金に関して学ぶきっかけとなった漆などに用いられる金は金粉や金箔といった、独自の工程を経て加工されたものが使われる。
今日は原点に立ち返り、漆に使われる金素材について学んでいきたい。
漆に使われる金素材
日本の伝統工芸品には、その見た目をより美しくするために金箔や金粉を使うことがある。なんなら、最近では料理やスイーツの仕上げとして金粉や金箔を乗せることも増えている。(個人的にはこうした食べ物に対する見た目のためだけど盛り付けは少し違和感を感じてしまうので金箔なしで安くして欲しいと思ってしまうんだけどそれはまた別の話笑)
金箔や金粉はほぼ同じようなものと思われがちだが、それぞれの金には種類ごとの違いがあるので、その違いを見ていこう。
金箔はそういわれて思い出す折り紙よりちょっと小さいサイズの箔だけでなく、それを切り出した切り廻しというものがある。金粉はそれをアレンジした金泥と呼ばれるものに加工して使われることがある。
金箔
切廻し
金粉
金泥
この4つに関して、それぞれの作られ方や特徴を見ていきたい。
*上記の情報は以下のリンクからまとめています。
金属の塊としての金工とは異なった形で金の美しさを表現するこれらの素材がどのように作られているのか、個人的にはとても楽しみなパート。じっくり見ていきたい。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い週末を。