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コーヒー2:コーヒーの品種

おはようございます。
今日も厚ぼったい雲が立ち込めて重く寒い。

今日はコーヒーの原料となるコーヒー豆がどんな種類があるのかを見ていこう。

コーヒーはそもそもどんな植物なのか

コーヒーはアカネ目アカネ科コフィア属に分類される植物だということは昨日みてきた。植物学的に言うとコーヒーは数十の種を持つが、アラビカ種、カネフォラ種、リベリカ種という三大原種が存在します。このうち、特にアラビカ種、カネフォラ種が流通の99%を占めており、バランスは6:4となっている。

アラビカ種

アラビカ種はエチオピア原産、樹高3m程度で楕円形で濃い緑の葉を持つ。同じ株に咲く花同士で交雑して、次世代の種子が形成される自家稔性という性質がある。
世界中で最も多く栽培され、コーヒー生産量全体の約6割を占めている。低地から高地にかけて栽培可能だが、サビ病等の病害虫に弱い。
ストレートでの飲用に適しているため、生産性向上や風味の改善を目的として品種改良が行われた結果、実に多くの品種が存在する。

カネフォラ種
主に流通している「ロブスタ」という品種名が通称になっていて、この名前で聞いたことがある方もいるかもしれない。
原産地はケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれたアフリカ最大の湖、ビクトリア湖周辺から西アフリカと広大な範囲で、樹高は3〜6mとアラビカ種と比べて大きい。また表面が波状の葉を持ち、同じ株に咲く花同士で交雑せず、他の株の花粉による受粉で次世代の種子が形成される自家不稔性である。
低地で湿潤な土地で栽培される。生産量はコーヒー全体の4割程度だが、強健で病害虫にも強い。独特の香りと強い苦味のある味わいから、ストレートでは飲まれずアラビカ種とコーヒー豆とのブレンド用として使用され、パンチのある味わいを演出してくれる。品種もアラビカ種のように多くはない。

チャノキでも葉の大きさ、木の高さなどで中国種(小葉種)とアッサム種(大葉種)との2系統に分かれていたのと類似している。

店頭に並ぶコーヒー豆は、品種だけでなく、さらに産地や銘柄などで細かく分かれている。

*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

明日は、これらのコーヒーノキからコーヒー豆が採れるまでを見ていこう。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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