満足度の高い買い物のコツ:前編
おはようございます。
今日も気温はギリギリ二桁あれどだからと言って大丈夫ということは当然なく、寒い朝。曇っている分放射冷却がないけど、お日様の温かみを感じられないからトントンといったところか。
さて、今日は自分の備忘録として、自分が実感した満足度の高い買い物のコツみたいなものをまとめておきたい。
これは自分が出先(旅先だけでなくふと出かけた際や日頃の買い出しも含む)で買い物をする際に、実際買い物をした後の感覚として『買って良かった』と思えるものから振り返ってその判断材料にする、というものだ。
事前準備:買い物をする前に
元々バイヤーの仕事もしている訳で何でもモノを見るのは好きだし、物を見た時に『自分が好き』というのと同時に『これ、売れそう』というのもなんとなく考えたりする。自分の買い物においては100%『自分が好き』か否かが指標になってくる訳だけど、自分が好きなものだけ買っていてもモノを見る量が多いのでその分買い過ぎの状態なりかねない。
だから、常日頃自分が今既に持っているものを把握しておくことがとても大事。そうすれば似たようなものを何個も買ってしまうことを避けられる。今の時期であれば、なんとなく出かけて見つけたあったかそうなニットを衝動買いしたけれど、衣替えしたら似たようなものが(しかもあんまり着られずに)出てきた、なんてことが起こるのを防げるのだ。食材買いに出る前に冷蔵庫の中身を確認するのが一番身近な良い例かな。
もちろん、頻度が高かったり大きな買い物をする際には自分が持っているものの確認はすると思う。だけど、家の中にあるものを全般的に大体でも把握しておきやすくするためにはやはり家が片付いた状態になっていることがその一番の近道。(更に言えば把握できない程のものがあるなら、それはより整理が必要とも考えられるだろう。)
実はこれ、バイヤーでも同じことをしている、ある意味プロの仕事と同じこと。
バイヤーはシーズン毎に新しい製品を買い付けしてくるけれど、そもそも買付をする前に自分達が売上を作っていくためにどういうアソートメント(品揃え)になっているべきなのか、を分析する。もちろん、新しいオファーの中で、今かけている部分が全て網羅されるとは限らないけれど、この理想の品揃えを作り組み上げる買い付けの事前準備として、今持っているアイテムは何があってどれだけカバーしているのか?を確認してこれから何が買う必要があるのかを明確にするのだ。
だから、毎日・毎週行う食材買出しの前の在庫チェックと、プロのバイヤーが行う作業は全く一緒、という訳だ。
もちろん普段の買い物が戦略的に行なう訳ではないので、運命の出会いもあれば運命の出会い風なものもある。それらをどこまで買うべきなのかの判断というのを、自分の中で軸を持っているとより満足した買い物が出来るよ、という話で、僕なりの買う判断の軸に関しては、明日お話ししたい。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い週末を。