見出し画像

好きの見つけ方:9 【ファッション:色】

おはようございます。
今日は薄曇りながら既になかなかの暑さ。水分補給は定期的に心がけたいところ。

さて、衣替えを機会に、自分の洋服の趣味を踏まえてファッションに関してまとめたいと思った次第です。
ラグジュアリーブランド業界でMD(マーチャンダイザー、日本語で言えば商品部の人みたいな感じかな)として20年働いてきたので、かなり偏っているけれど、多少はお話できるかなと。

自分の中に軸ができると楽になる

大切なのは、自分のスタイル、自分がハッピーになれる要素が何かということを具体的に把握すること。
これができると、メンタル面でも迷いが減って楽になり心が満たされて幸せになれる、だけでなく、無駄な買い物もすることがなくなり不要なものが減って(より幸せに感じるものに囲まれて)気持ちよく過ごすことができるからだ。
このメリットしかない方法をどのように見つけられるだろうか。

貴方の『好き』ポイント

昨日選んだ10着の洋服の共通点を見つける作業に関してお伝えした。
納得のいく共通点を見つけることができただろうか。
今日は具体的な項目をフォーカスしながら、共通項を見つけやすくしていこう。

どんな色の服が『好き』?

貴方が選んだ10着はどんなカラーパレットだっただろう。
絵の具を絞り出したみたいな、絵に描いたようなTHE 原色、無印みたいな彩度を抑えた落ち着いた色合い、深い暗めのトーンか淡いのか、モノトーンかはたまた黒一色か。

色に関しては、個人的に見ていて「綺麗だな」と我ながら?惚れ惚れとするような自分が好きな色に囲まれるのが一番だと思っている。だから10着の中で一番多い色が例えば青なら青、ベージュならベージュと自分のコアカラーをまず確認しよう。
コアカラーはほぼブラック、ネイビー、ブラウン(ベージュ)、ホワイトあたりに落ち着くことが多い。ここで次の貴方らしさの演出にキーポイントになってくるのは第2のコアカラー、サブカラーだ。
例えばネイビーにブラウンを合わせるのかホワイトを持ってくるのかでイメージは少し温かみを感じさせるものになるのか、マリンテイストの清潔感を強調するものになるかで全く異なってくる。もちろんブルーが好きな人はネイビーに他のブルーを合わせることで全体的にいつもブルーでまとめている人、というイメージが簡単に作れる。そして第2のコアカラーに個性的な例えばグリーンやイエローを持って来れば貴方の個性をより直接的に作り上げることができる。ただ、ポイントとなるキーカラーは小物で取り入れることができるのと他のスタイルやフィッティングで個性を出すことができるので、悩んだらまずは大人しめの色から始めていくのが良いだろう。ここではあくまでパッと見た時に貴方が気持ち良い、着ていてアガる、引き締まるなどテンションを上げてくれて、それでいて飽きない色を選ぶことが重要だ。


着たいものを着たい様に着て、自分がハッピーになればそれで良いのがファッション。ちょっとでも参考になることがあれば嬉しい。

僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。

いいなと思ったら応援しよう!