"go for lunch TO the restaurant" と "go for lunch AT the restaurant" の違い
またまた前置詞に苦戦しています…。
私はどうも前置詞が本当に苦手なようです。英語学習者の方は共感してくれるのではないでしょうか?私たち日本語話者にとって英語が難しいと感じることのひとつに、前置詞の壁があると思います。これは日本語学習者にとってもきっと同じですよね。日本語の「てにをは」も非日本語話者にとっては難しいはずです。
その都度何度も繰り返して覚えるしかありませんが、めげずにまた学んでいきたいところです。
今回は、「ランチを食べにレストランに行きました」というなんてことない簡単な文章でしたが、"to" と "at" の前置詞について指摘をもらいました。
知人がオープンしたレストランへ
録音内容
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
"to the restaurant" と "at the restaurant" の違い
"I went for lunch to the restaurant." ではなく、
"I went for lunch at the restaurant." の方が自然な言い方であることが分かりました。
私としては、「ランチを食べにレストランへ行きました」と言いたかったので「方向」を示す "to" を使ったのですが、ここは "at" の方が文法的にも正しいようです。
なぜ "to" ではなくて、"at" がいいのでしょうか?
"to the restaurant" と "at the restaurant" の違いをさまざまなサイトで調べてみると、以下のことが分かりました。
今回の文章の場合だと、「レストランへ行った」という移動した行為を強調するのであれば、"to the restaurant" と言えるけれども、その場合は、
"I went to the restaurant for lunch" のように "for lunch" を後ろに持ってくる必要がありました。だから不自然な言い方に聞こえたのですね。
今回の内容は「知人のレストランでランチを食べた」という場所自体を強調して、"I went for lunch at the restaurant" と言った方が自然な表現になります。
neighborhood と neighbor の違い
そして、neighborhood についても勘違いをしておりました。
neighborhood を辞書で引くと、「近所、近隣地域」以外にも「近所の人、近隣住民」という意味も出てきます。「近所の人」と言う意味でも使える単語だと思っていましたが、ネイティブ講師からは neighborhood を neighbors に修正されてしまいました。
neighborhood と neighbor を改めて調べてみると、neighborhood の「近所の人」というのは「集合体としての近所の人」「近隣住民全体」を意味することが分かりました。「個人としての近所の人」を表すときは、neighbor の方を使うようです。
今回は「個人としての近所の人」を意味しているため、集合体としての neighborhood ではなく、個人を示す neighbor を使うべきでした。
to と at の前置詞も、neighborhood と neighbor の厳密な違いも、今回のフィードバックのおかげで改めて深く学ぶことができました。
引き続き、より正確な英語表現に近づけるよう学んでいきたいと思います。