自分らしさや強みが分からない理由5パターン
「内向型の自己理解メソッド」をテーマに開設したメルマガとLINEの読者さんにこんなことを聞いてみました。
「自分らしさ」「自分の強み」を探る上で、悩んでいること・モヤモヤしてること・疑問に思っていることはありますか?
ちなみに私は、「強みを見つける質問ワークにそもそも満足に答えられない」ことに長年悩んでいました。
「自分らしさ」「自分の強み」がよく分からなくてモヤモヤする理由を、みなさんからいただいたメッセージを元に、5つのパターンにまとめてみました。
1.自己評価が低い、人と比べてしまう
・診断で「黙々とやり切るタイプ」と出ても「不器用で口下手、周りの世渡り上手な人と比べて人生損してるよ」と卑屈に考えてしまいます
・他人と比べた時に、本当にこれが強みと言えるのか、自分よりも優れている人がたくさん居るのではないか、と思います
2.正解に寄せてしまう
・質問に答えるときに正解かどうかを考えて、自分の本音を答えているのかどうか分からなくなります
3.解説が腑に落ちない
・自分の強みを知るワークで、好きなことや夢中になれることの中に自分の強みが隠れてる、と言われた事があります。でも、私の場合、アニメを見ることや映画を見ること、本や漫画を読むことなど…そんなの誰でも好きでしょ?ってことが多くて正直ピンと来ませんでした
4.強みを発揮するのが怖い
・自信を持って立ち居振舞うと周りに冷たい目で見られたことがあるので、自分らしさを出すのが怖くなりました
5.結果の活かし方がわからない
・出てきた結果に対して、「確かにそうだよね…」と納得しますが、この強みをいったいどこで活かすべきだろう?といつも思います。具体化するのって結構大変ですね…
どうでしょう?「私もそうかも!」「わかるー!」という内容はありましたか?
圧倒的に多かった回答は、1の「自己評価が低い、人と比べてしまう」でした。
フラットに自分を見れないと、いくら結果を見ても誰に何を言われても納得できないですもんね…。考えてみるとその通りだけど、意外と盲点だなって改めて思いました。
「自分らしさ」「自分の強み」がよく分からないのは、自分に強みがないわけでもなく、解説の読解力が低いとか深掘りが下手ということでもないのだと思います。
・自己評価を低く見積もってしまう背景には何があるのか?
・自分に自信が持てなくなったのは、過去に何があったからなのか?
「自分には良いところがない(少ない)」ことが前提である、という現状を疑うというか、根本のところを紐解いていくことがすごく重要で。
逆に言うと、ここに向き合って整理しないままでいたら、いくらお金をかけて診断テストを受けても、周りの人に強みを分析してもらってアドバイスされても、「でも私なんて…」と素直に受け取れず、いつまで経っても自分探しの迷路から抜け出せません。
とはいえ、無理してポジティブになる必要もないと思ってます。「自信を持つことから始めよう」というアドバイスをされても、肩透かしもいいところで。「自信を持てないから悩んでるんじゃん」って思うじゃないですか。(苦笑)
まずは、自己評価の低さが前提になっているという現状に気づくこと。そして、その前提を作り出している背景にじっくり向き合う。
そうやって、思考がぎゅっと固まって疑問にすら思わない”偏った自己評価の基準”を緩めてフラットな状態にすることが、「自分らしさ」「自分の強み」を心から理解するための絶対条件だと考えています^^