パートナーシップと自己受容

わたしと夫は
全くもって正反対の性質を
もっている。

例えば
わたしが風100%ならば
彼は地100%。

わたしが太陽ならば
彼は月の性質

そして、わたしが自分軸ならば
彼は他人軸
というぐあいに。

色んな占星術やら
個性心理学やら
いろんなもので分類分けすると
決まってそうなる。

そして、それは共に生活するうえでも
いろんな場面で
違いを感じる。

共に暮らしはじめて
11年目。

共通の友だちを通じて
知り合い
ごくたまに、友人まわりの
集まりで顔を合わせること
1、2回。

それが
ひょんなことから
ほんとにたまたま
２人で音楽イベントに行くことに
なったところから
今に繋がっていくのだけれど。

それまでお互い意識したことが
なかったのに（確認済み。笑）
そもそも2人で
ゆっくり話すこともなかった。

それが
いざ2人で話してみると
おや、、
すんごい価値観あうなー。
楽しい！

今でも覚えてる
確か
ユザーンとゴマさんの
ライブで
どちらかのチューニングが
少し手間取ってた

盛り上がってるお客さんの
誰かが
早くしてー！みたいな
ヤジをとばした。

次の瞬間
ほとんど同時に
わたしたちは
焦らんでいーよ！！って
声をだした。


出会いとは
不思議なもので
巡りあわせは
ほんとに不思議

ご縁に導かれたような
スピード感で
あっという間に
人生のパートナーに。

って
ちょっと話がすぐ脱線するのは
わたしの個性♡

もとの本題へ戻ります。

そう、そんなはじまりから
共に暮らしはじめると
その違いにお互い戸惑い、、
時にストレスを抱え

なんでー
そうなるんだー
や、こうしてほしいのに
伝わらない…
などなどお互いに
正反対の性質に翻弄された。

わたしは
段取りが苦手、計画的になんて
きゃっきゃがくる（←意味わかる人いますか）

その時の自分の感覚が全て。

夫は、自分ルールで
部屋を整えたい。
洗濯物も、はじとはじを合わせて
ピッチリ干して
ピッチリたたむ。

とまぁ、書き出すとキリがない。

で、家事をすることが
苦じゃないので
段取りよく、ご飯作り
ゴミ出し、出かける用意なども
こなし、
子どもたちのお風呂や寝かしつけ
なども
全て安心してお任せできる。

わたしは
子どもが生まれてから
10年
ずっと子どもと暮らすことに
夢中だった

いつのまにか
家族は5人のチームになっていた。

子どもたちと
賑やかでせわしない
幸せな日々を過ごしながら、　
子どもを通して
自分と向き合うことになる。

その色々は
長くなるので
またかきたいと思いますが

そう、そうして
自分と向き合っていくうちに

ふつふつと湧き上がる思いで
自分のやりたいことが
生まれ

そして
自分で仕事をつくっていきたい
と、思いだした3年前

時をほぼ同じくして
彼も自分で仕事をはじめた
こともあり、
（それまでは
時間に追われる生活だった）

いろんなことをサポートして
くれてる。
例えば家事など。

でも、わたしは
段取りは苦手だけど
ご飯作るのも好きだし、
掃除だって
洗濯だって
そんなにキッチリしないけど
やってきたし

わたしだって
やればできる！って思っていた。

けれど、
ご飯作ってくれてたり
お弁当作り出してくれてたり
先にしてくれてることが
多くて
お任せしてた。

でも、
これだけサポートしてるんだから
頑張りなよって
プレッシャーを感じたり
勝手に
罪悪感を感じてしまってた。

あと、周りの人にも
家事はほとんど俺がやってるし、
なーんて言うのも
嫌だった。

わたしだってやってるし！！って。

だから、
素直にありがとう♡
って感謝の気持ちもてなくて
それを伝えることもなかった。

そうなると、
彼も、やってもらって当たり前に
思ってないかい？！
ってモヤモヤするよねぇ。。

それが
この間、ようやく
自分ができないことを認められた。

ずっと
できないことがあるって
認めたくなかった。

でも、
がんばっても
できないことがある（涙、、）

がんばれば
自分を押し殺せば
できないことはないとは思うけれど
それだと苦しみがでてくる

でもわたしには
わたしの良さがあると
思ってるんだよぉぉぉ、、！
と、
泣きながら話す。

わたしは私を生きることしか
できない！
わたしは私を生きることを
諦めたくない！！！

だから
色々できないことは
あるけれど
ごめんね

そしていつもサポートしてくれて
ありがとう！！
って伝えることができた。

彼は
早くできないことを認めたら
楽になるって思ってたよ。

ここからまた
新たにスタートできるんじゃない。
って。

俺は自分が苦手なこと
認めたら
すごく楽になったからって。

わたしはそんな彼の様子に
ヤキモキしてた時期が
あったんだよねぇ。
なんで、もっとできるやん！
とか
こんなにやってるんだから
もっと評価求めなよ！！とか。。
（前職の時に）

でも、それは自分が
苦しくなることなんだって
やっと理解できた。

わたしたちは
お互いに正反対だけれど
だからこそ
補えあえる。

わたしは、できないことを
認めると
自分に価値がないって
そう、心の奥底で
感じてたんだ。

だから、
何もできないわたしでも
ここにいていい？
って言葉を自分に伝えた時

めっちゃ涙がでた。

こういう自分じゃないと
愛されない
価値がない

そう、抱えてた気持ちを
手放したら
すごく
楽になった。

そして、彼にも
鼻水ずびずびしながら
そう伝えた。

何もできないわたしでも
ここにいていい？
一緒にいてくれる？って。

そのプロセスで
わたしはとても癒やされた。