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攻めの厳しさは、他人より自分が最強

自分を守るために防御する

傷つきたくないし、
嫌われてるのって、めっちゃ悲しいし
一人ぼっちになるのって、すごく寂しい

そんな感情を感じたくないから
周囲をよく見て、
周囲に気をつかって
ときには、自分の気持ちを誤魔化して、
他人から自分を守るに防御してしまいます。

イジメにあった経験

イジメにあった経験があると
もうこれ最大限に回避したいから必死です。

ホントにツラいもん。

開き直れる子供がいますけど、
表面的にそれを取り繕うことができても、
本音は誰だってツラいんです。

取り繕ってると
自分の感情を
・抑圧して出さなくなったり
・気づかないフリをして逃げたり、あきらめたり
・忘れようとしてみたり
・誰かのせいになすりつけたり

などになってきます。
出方は、人それぞれ。

でも、どんな出方になったとしても、根底には、どうしようもないツラさが横たわっていることに変わりありません。

相手がいるほうがわかりやすい

それで、防御するときに、
自分をこんなに苦しめているヤツ(相手)がいるほうがわかりやすいです。

いわゆる、敵です。

敵は、人によっては、自分以外のすべての人が敵になっているかもしれません。

自分にこんなことを言ったヤツ
自分にこんなことをしたヤツ
こんな世の中・・・

いつどこから、自分の安心や安全を奪うかもしれないから、敏感なアンテナがより感度高く働きます。

攻撃方法も人それぞれ

・攻撃される前に、自分から先制して危害が向かわないようにする
・大人しくして、攻撃するに値しないとポーズする
・強がって、自分はそんなこと気にもしてないフリをする

全部、無意識のうちにやってしまってます。
それを何十年もやってるうちに、その習慣が身について、そもそも自分ってそんな奴だったわと思うほど一体化してしまいます。

習慣になかなか気づけない

習慣になると、何も考えずとも、自然とそれができてしまっている状態です。
朝起きたら、トイレにいく、歯を磨くレベルです。

当たり前すぎるほどの一体化です。

だから、それが、ありのままの自分なのか、
あるいは、後天的に身に付いた習慣なのかに気づけません。

私もそうでした。
それで、自分が何をやりたいとか、何が好きだとか、自分と向き合おうとしてもその習慣があるので、こう思うようになっていました。

幼稚園の頃から、何がしたい、何が好きなんてなかったし、夢中になったものなんてない!

いえいえ、子供だからこそ、好きと嫌いがハッキリあったはずなのです。
この頃から、本当にそれを感じないような習慣が身につき始めていたのか、
あるいは、もう少し大きくなった頃に、そうだと思い込むようになったのか
それとも、イジメられた時から、自分の感情に自動的に蓋をするが完成したのかもしれません。

対外的な防御に力を注ぐ

こうして、対外的な方向に対して、防御する体制を整えていきます。

ところが、自分以外の人すべてを対象にすると、他人は、その時の気分や状態で言うこと、することがコロコロ変わります。

そのたびに、新たな防御の鎧を重ねていくことになるのです。
いわゆる、心の鎧です。

すると、幾重にも重なった鎧が重くて仕方がない
その鎧を着ているだけで肩がこるし、腰も疲れてくる、
何かをやる気力さえ湧いてこない状態になってきます。

だから、面倒なことは極力回避しようとしていきます。
その結果、自己犠牲する機会がどんどん増えていくのです。

自分のやりたくないことでも、NOと言うと相手から嫌われるくらいなら引き受けたほうがマシだと思い、引き受けたほうが良い理由をいくつも思い浮かべて、自分を酷使するのです。

こうして、徹底的に対外的な防御を強固にしていくわけです。

ところで、自分で自分を防御してますか?

自分を守るがために始めた、対外的な防御。
子供の頃には、それ以外思いつかなかったのでしょう。

ところで、その自己防衛策は効力を発揮してますか?

発揮できていたら、今、もうツラさや嫌われるかもと言う心配はする必要がなくなっているはずです。

いや、そうではない・・
と言うことであれば、なぜ、いつまでもツラさは続くのでしょうか?

一番、自分を痛めつけていることは、何だと思いますか?

それは・・・

自分で自分を責めることです。

すっごい頑張ってる自分にねぎらいの言葉をかけるのではなく
・まだまだこんなんじゃダメだ
・そんなの当たり前のこと
・あの人とは、大違いだ
・こんなこともできないなんて情けない
・どうせ、大したこともできないのに

あるいは、自分が何か悪いことをしたわけでもないのに
・あの人がこっち見てるのは、自分が何かしたからだろうか?
・あの人が返事をよこさないのは、何か書き方が悪かったのだろうか?
・家で仕事もせずにいるなんて、申し訳ない

など、誰も何も責めてないのに、、、
自分で自分を責めていませんか?

これ、一番キツイです。

他人からより、自分で自分を守ろう!

自分で自分を責めるを続けていると、病気を患ってしまうことがあります。
うつ病だけではありません。
女性だからこんな思いをするんだが強いと、婦人科系の疾患が出てくることもあります。

子供が学校に行きたくなくて、お腹が痛いと言うのを仮病だと言われますが、そのとき本当にお腹が痛いのです。

病は気から。
私たちは、自分で自分を病気にすることができるようです。

他者からいつ攻撃されるかは、わからないけれど、
自分で自分を責めることは、自分が決めてるからいつでも止められます。

ただ、ずっとそれを習慣でやってしまってるから、なかなか自分で気づけないですが・・・。

と言うことで、自分だけは、自分のことを大切にしませんか?
誰にも迷惑かけないし、自分だけでできることです。
いえ、自分にしかできないことですから。

自分を大切にする。
自分を守るために意識していきましょう♪




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