トカゲのしっぽ切りはけっこう大変・・・
本日は『トカゲのしっぽ切り』について考察します。
実は以前お墓参りに行ったときに一匹のトカゲ?
カナヘビ?と出会いました。
お墓は緑豊かな場所にあるので、たくさんの生き物と出会います。
緑の芝生からチョロチョロと出てきたトカゲ君は多くの人間がいるのにビビッておりました。
そして、固まっているなぁ、と観察していると、おもむろに尻尾を切って逃げ出しました。
尻尾はビチビチッ、と威勢よく、まさに囮らしく跳ねました。
イヤイヤ、誰も君に危害を加えようとはしてないよ~
というか、君の存在に気づいているのは私だけなんだけど・・・。
トカゲ君は必死に芝生を横切って日陰に飛び込みました。
私はそのトカゲが気になったので、後を追いかけました。
するとトカゲ君の様子は呆然としているように見えました。
放心しているようで、まさにボー然自失という言葉がピッタリ。
なるほど、尾を切るというのはかなりのダメージなのでしょう。
『トカゲのしっぽ切り』という言葉があります。
会社や集団などで不都合が起きた場合に、その責任を下っ端に押し付けて免責しようという喩えですね。
しかし実際にトカゲのしっぽ切りを目の当たりにしましたら、切った本体のダメージがかなり大きいということがわかりました。
社会に必要のない人間はいない!
とすれば、その人間を切った側にもそれなりのダメージがあるということなのではないでしょうか。
物事は穏便に平和的な解決が望ましいですね。
そうつくづく感じました。