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善意の行方
みなさん、こんばんは。
次回、令和源氏物語 宇治の恋華 第百三話は3月14日に掲載させていただきます。
本日は、私の独り言です。
先日あった出来事で、夫に思わぬ指摘をされた事について書こうと思います。何かの歯車の食い違いで、どんな思いもよらない事が起きるか、という可能性のお話で、ちょっと恐い出来事になるかも、なんですよ。
私の住んでいるのは、まさに観光地TOKYOの浅草近辺でごさいます。
ちょっと買い物にいこうとラフな格好でつっかけで出掛けても、外国人観光客にあふれている浅草で、ついつい道を聞かれたりしてしまうのです。
私は幸い英語に不便はないので、道案内など問題なく、複雑な経路ならば時間があれば案内してしまったり、
日本を楽しんでね〜
Have a nice trip in Japan!
という気持ちがあるからでしょうか。。。
日本人らしく、あー、いいことした!
と感じる程度。
ところが、先日。
横断歩道を渡ろうとした際に、7,8メートルくらい先を見たところ、和服の観光客らしい外国人カップルがおりました。
そこで、そのカップルの男性が手持ちの巾着をポロリと落としたのです。
雨が降っていて、彼女に傘をさすことに気をとられていたようで、手持ちの巾着がおざなりに・・・。
他にも人はいましたが、誰も落とし物に無頓着でしたので、私は思わず走って拾い、
You dropped!
(これ落としたよ)
と巾着を差し出しました。
男性は「?」
でしたが、女性がすぐに理解して、
Thank you!
と返してくれたので、
「ヨカッタ〜」と私はその場を離れたのです。
この行動に夫からNGが出ました。
「その巾着拾って、財布とか無くなってたら、問題でしょ?」
私は瞬時何を言っているのか理解できませんでしたが、もしもそのウッカリ彼氏の巾着に財布などの貴重品が紛失していた状態であったならば、というお話です。
内心、うそやろ〜 です。
考えもしませんでした。
私は思わず主人に、どうするべきだった?
と、聞きました。
「あれ、あなたの落とし物?」
と、指摘するのがベストだったと・・・。
私がやるとしたら?
Hey , I think you dropped it.
Please confirm.
(あれ、あなたが落としたと思うんだけど、確認してみて)
と、落とした彼か彼女に伝えて、ブツには触らず示唆をして、指紋をつけるべきではなかったと❕
思いもよりませんでした〜。
私はいいことをしたと思いましたが、こんなこともあるかもしれません。
色々と難しいですねぇ。。。