健やかな腸内細菌を育てるための麹と発酵祭り。
コラボレーターの板谷です。
私は小学生の頃から花粉症に悩まされていました。
クラス替えしてすぐのイメージ形成時に「いつも鼻水をかんでいる人」と
印象つけられてしまいそうな位にひどかったです。
ポケットティッシュを使い果たし困っている時に、隣の席の人から
「使います?」と箱ティッシュを出され救出してもらった事もあります。
嬉しかったけれど、クラス替えして慣れないクラスで最初に話が言葉がそれって・・・。
花粉症脱却は、腸内の「悪玉菌を減らすこと」だと言われています。
私の場合は、味噌を作って積極的に食べたり、ヨーグルトにビール酵母とはちみつ、クルミを載せたものを食べたり、甜茶を飲む事で花粉症が完治しました。私の周りも同じように治った人が数多くいます。
一昨日も、「腸内細菌を整えると、花粉症は治ると言うのは嘘だと思っていたけれど、実際に治った!本当にありがとう。」と友人から感謝されました。
ここ数年、毎年古民家で味噌を作っていました。今年は、味噌だけでなく、醤油麹、塩麹、麹パウダーの麹の4種の神器と、発酵食品のランチの会!!
企画の場に同席して、「醤油麹も塩麹も作りたい!」と言葉にしていましたが、主催をしてくださったのは、イベントプロデューサーの大学の先輩です。本当にいつも感謝です。
講師は、北鎌倉のカンタンリビングの美香さんが務めてくださいました。
美香さんには、日頃からインド料理やモロッコ料理、ヘナなど、様々な場面でお力添えをいただいています。
午前中に美味しい番茶をいただきながら、美香さんから、
発酵食品コレクションを見せていただきました。
塩麹、醤油麹、麹パウダーの他、麹にトマトジュースを入れたものや
モロッコ料理に活躍する塩レモン、甘酒など様々な種類がありました。
次に味噌作りからスタート。
越前有機蔵マルカワみその厳選素材です。
マルカワみそさんは私の行きつけでもある、「こだわりの野菜寿司ーVeganic Monkey Magic&Vege-Sushi Japan浅草本店」でも使われています。
自然栽培玄米麹が使われています。自然栽培と言うのは、農薬、肥料を使わずに栽培したお米です。麹菌は、大正、昭和、平成と三世代に渡ってマルカワ味噌の味噌蔵に住み着いている麹菌を自家採取し、米麹にしたものです。
純粋培養していない天然界に存在しているありのままの菌です。
お味噌の作り方はいたってシンプル。
①大豆を一晩水に浸し、柔らかくなるまで煮る。
重さを計り、ジップロックに入れます。
②大豆を潰す。
ジップロックの中で潰すと汚れがそこまでひどくならないし、後片付けが便利でした。思い切り潰すと言うのは、結構楽しい作業ですよね。
③塩と麹をよく混ぜる(塩切り)。
麹の香りがすでに良い香りです。
④②と③を混ぜ合わせ団子状に丸く固める。
みんなで味噌の歌やクラシックを麹菌に聴かせてながら作業をしていました。
⑤空気を抜きながら袋に詰める。
⑥直射日光を避け、約半年、色が濃くなり柔らかくなったら出来上がり!
完成まで、楽しみ過ぎます。
午後は、醤油麹と塩麹なのですが、どのように使ったら良いのか分からない事もあるので、利用例を含めた発酵料理の数々です!
絶滅に近かったお豆と玄米とお塩のご飯。
もちもちしていて美味しく、思わずおかわりをしました。
具沢山のお味噌汁も美味しかったです。
アボガドには、醤油麹がかかっています。
お豆腐は糠漬けにつけられていたり、酒粕を使ってのディップソース。
納豆も大豆かに納豆菌を加えての手作り品です。
塩麹につけられたお肉やヨーグルトのソースの鮭なども美味しかったです。
デザートは、白玉のあんみつにも甘酒がかかっています。
右の白いドリンクは、甘酒のラテです。温かくて美味しかったです。
醤油麹と塩麹の美味しさを実感した後に午後は、醤油麹と塩麹を作りました。この2種は分量に気をつけて混ぜるだけなので、カンタンです!
醤油200cc 麹200g
①醤油と麹を混ぜ合わす
②1日1回かき混ぜる
③常温で1週間から2週間とろみがついたら出来上がり
④冷蔵庫で保存する
塩麹は、麹100g、塩35g、水100cc
①麹と塩を混ぜ塩切りをする
②水を足しよく混ぜる
③直射日光を避け、毎日かき混ぜる
④麹が水を吸いきったら少しずつ水を足す
⑤1〜2週間で完成!
最後に、麹をミキサーで粉砕し、麹パウダーを作りました。
麹パウダーは、お味噌汁や様々な食品に混ぜる事で麹を摂る事ができるという事でした。外食や出張の際に麹パウダーをかけるだけで腸内細菌が整うそうです。
味噌、塩麹、醤油麹、麹パウダーの4つの神器を手に入れる事ができました!食べられるようになるまではまだ日数がかかりますが、とっても楽しみです。それでは、本日も味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね!