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アニメ漫画ゲームは子供のものと思ってる人との違和感について考える

アニメ漫画ゲームは子供のものと信じてやまない人がいるのはわかってるんだけど、それを信じてビジネスの手札として切ってくる人は本当に謎でオタクVSわかってないテレビや広告や製作側、みたいな構図は永遠終わらないのかなと思う。アニメって面白いじゃん。漫画も面白いじゃん。だって人間じゃできないことができるのよ!?!?!舞台の「日常ではそうできないこと」をできる世界も楽しいんだけど、表現の世界っていかに自由かって話よ。 だからこそ大好きなんだけど、その世界を好きなことを否定してくる人の多いことよ。

彼らの思う構造

子供が幼児向けアニメの延長で接して、少年少女漫画アニメゲームに移行するけどいつまで経ってもアンパンマンを見ているわけではないようにいずれ卒業して次から次へと新しい世代が入ってくる。
コアの世代は作品に対して変わらない。メンバーの入れ替わる宝塚、モー娘。やAKBのような団体を残すスタイルは個人への支持も多いけど「そのチームにいる誰それ」を推してる印象が強い。

私の思う実際のところ

たしかに卒業する人もいるけど、どハマりしてる、課金してくれるような客層は卒業しない。むしろ年齢を重ねて資金力がついたからこそより推したり卒業してても戻ってきたりする。Perfumeはずっと同じ3人である。

ホントさ、定期的に出没する「アニメ漫画disり」かーらーのー「そっち界隈のファンのみならず職業として従事してる人までdisり」って何なん!?他人の趣味嗜好もそうだけど、仕事まで馬鹿にするとか意味不明! 職業に貴賎はないし、他人の好きを馬鹿にする権利なんて他人にはない。

昔、漫画はおろか『自分の認めない』エンタメの一切をゴリゴリ全否定してる親友の親がいた。パソコン=ゲームでポメラすら金槌で物理的に破壊する人。 昔、「まともな大人はアニメなんか見ない」と平然といってくる人がいた。 大人になって思うけど、アニメ漫画を作ってたり流通させてたりするのはいわゆる「大企業」の「まともな会社」に勤めてる大人たちであって(任天堂集英社小学館講談社角川書店、いずれも押しも押されぬ一流企業でしょう)そこの商品を暗に否定するってことはそこの人たちの仕事を否定することよね。人の仕事を否定することが「まともな」大人のすることかしら。
ゲームが好きだから任天堂に就職したいと理系に進んだ同級生もいたし、私は舞台の仕事がしたくて劇団四季に就職しようと舞台美術の学べる美大に進学した。 これって医者になりたいから医学部目指してる人と同じなのにどうも「王道」以外は否定されがちよなぁ。

思うんだけど、本当にアニメ産業に理解や想像力のない人って本当に多くて、未だにアキバ系とか(そもそもこのカテゴライズもおかしいけどさ)平気で言う人とかおるんやけど、日本の主軸産業だし、美大卒の中ですら絵を描くってそもそも特殊技能だからね!?アニメって全部かくねんで!?わかる?!

イラスト上手に描くのも(上手の定義はさておき)すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく大変なのにこれを動かすとかもはや神の所業。ほんまアニメ漫画を下に見る文化やめてほしい。恐ろしく技術職やこれは

「いい感じの静止画」だけじゃなくて、フィクションを描くためにはものの構造を徹底的に理解して分解して自分で出力できるようにするって技術の難しさよ。それこそ新卒でジブリに入った人はポートフォリオと就活の過程就職課に記録残るレベルの案件だからねムサビでもよ!?

「漫画アニメなんて!2.5次元舞台なんて!!」って言ってる人が宝塚の公演見に行ってたりするとか「いやそれもある種の2.5ですけどあっちがアウトでそっちがセーフな理由とは?」って結構昔から私気になるんよな。人のアニメグッズdisりする人に限って舞浜で耳つけてるし。え?それはなぜセーフ?「のめり込んだら一直線」なんてのは多分どのジャンルでもそうなんだと思うんだけど、特にサッカーや野球なんかのどメジャー競技だったらサカオタdisとか野球オタdisりとかは世間的にはない(無論生き過ぎたフーリガンとかは別ね!)のにこれがアニメとかアイドルになると一気に違うのも解せない。



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ゆかりーぬ
私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。

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