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⑦暴言が飛び交う学級開き/学級崩壊

学級崩壊(がっきゅうほうかい)とは、学級が集団教育の機能を果たせない状況が継続し、通常の手法では問題解決が図れない状態に陥った状況を指す。主に日本の小学校に関して1990年代後半に新聞やテレビなどのマスコミが使うようになって広まった表現とされている。

学級崩壊とは…?

1. いよいよ新担任として子どもたちの前に立つことになった初日の記録


崩壊学級を持つことが正式に決まっからの2週間、どんな準備をしてきたかをお伝えしていましたが、いよいよ今回は始業式、初日を迎えます。

☟ 前回の投稿はこちら ☟

担任の先生が病休に入ることが決まったのは夏休みからなので、始業式の段階では担任が交代することを子どもたちも保護者の方も知りませんでした。

  1.   始業式にきて初めて子どもたちは知ることになります。

  2.   なので放課後、保護者会が開かれることが決まっていました。

もう数年も前なので、始業式当日の自分の気持ちを細かには覚えていないのですが、不安と緊張でいっぱいだったと思います。

ただ思い返してみると、1学期に専科で入っていたクラスでもあったので、もしかしたら喜んでくれる子もいるかもしれない、担任の先生が変わる、そして始業式であるということが手伝って、事態は少し良くなるかもしれないと淡い期待を持っていたことは覚えています。

いよいよ当日を迎えました。

私は1時間目の始業式後の2時間の学級指導からクラスに入るようになっていてスタンバイしていました。

始業式が終わり、教室に戻ってきた子どもたち。

まずは校長先生から担任の先生がお休みになること、そして私が新担任となることが告げられました。その後、バトンタッチをし、担任未経験者の私にとって初めての「学級開き」が始まりました。

話の中身は詳細には覚えていないのですが、学級開きでよくある「〇〇なクラスにしていきたい。」という話を『しあわせのバケツ』と結びつけて、誰でも平等に持っている心のバケツをみんなでいっぱいにしていこうねというような話をしました。他には発表制度やポイント制のことも少し話したと思います。

私の話を聞く子どもたちの様子がどうだったかというと•・・

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