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⑬ GWTで横のつながりを強化!仲良く協力を学ぶコツとは?/学級崩壊
学級崩壊(がっきゅうほうかい)とは、学級が集団教育の機能を果たせない状況が継続し、通常の手法では問題解決が図れない状態に陥った状況を指す。主に日本の小学校に関して1990年代後半に新聞やテレビなどのマスコミが使うようになって広まった表現とされている。
1. 学級を変えた本との出会いは思わぬ場所?!
前回は道徳について紹介しましたが、今回は子どもたち同士の繋がりを強くするために行った実践を紹介します。
☟ 前回の投稿はこちら ☟
学級が荒れ始めた当初、担任をはじめ大人に反抗ばかりしていた一部の子どもたち。
まずは縦のつながりを強化しなければいけないのは急務でしたが、大人に反抗してもよいとなると友だちにまで躊躇なく攻撃するようになっていました。 横のつながりも同時進行で強化する必要があると気づかされます。そんな時私はある本と出会います。
GWT(学校グループワークトレーニング)という言葉を聞いたことがありますか?
「仲良くする」ことや「協力する」ことなどの人間関係を体験しながら学べる活動です。
![](https://assets.st-note.com/img/1726467661-u0HtUAJpICSOdLDM59zZyk1w.png?width=1200)
ちょっと本の見た目は古いですが、何か子どもたち同士のつながりを良くするものがないかと探していたところ、職員室とか印刷室とか何気に本がたくさんありませんか?その中から見つけたんです。中を開いてみたら子どもたちが興味を持ちそうな活動ばかり。すぐに実践してみることにしました!
2.基本的な流れの紹介
本の中にはにいくつも 「協力」を学べる活動が載っているのですが、 基本的にはこのような流れのものが多いです。
【基本的に多い流れ】
① 1人1人に情報カードが配られる。
② 自分の情報カードは見せずにロで伝える。
※ 「相手に聞こえる声」 「聞く人も一生懸命聞く」 相手意識を持つとできることですね。
③ お互いの情報から、協力してミッションをクリアしていく。
④ 活動を振り返る。(←これが1番大事!)
最後の振り返りが本当に大切です。 ここにこの活動のさまざまなねらいがつまっています。 振り返る中で子どもたちは
しっかりと意見を伝えてくれる人
話を真剣に聞いてくれる人
率先してまとめてくれる人
たくさん動いてくれる人
優しく譲ってくれる人
グループの中にそういう仲間がいたことに気づきます。 だからこそ協力できて楽しかったんだ、 「協力」 し合うことは必要なんだと実感します。
ちなみに本の中には、この「情報カード」も「振り返りカード」もついているのでそのまま使うことができます。
それでは、次のページから私が個人的に超おすすめするGWTを紹介します! やってみたいけど、 どれがいいか・・・と悩まれた時には参考にしてください!
3. ハズレなし!おすすめGWTはこれっ!
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