教科担任のメリットデメリットとは?!
1. 教科担任になった時に見てほしい
前回までの投稿では、“何年生担任がおすすめ?”と自分なりの目線で担任おすすめポイントをあげさせてもらいました。
☟ 前回までの投稿はこちら ☟
今回は教科専科!
小学校の先生には担任をもたない専科の先生もいらっしゃいます。
もしくは今は教科専科制も増えているので、またまた勝手な私の経験によるおすすめ専科ポイントを紹介していきたいと思います!
2. それぞれの専科の特徴
【家庭科専科】
衣食住、生活に直結する教科なので、子どもたちも興味津々♪
調理・裁縫実習など実技があるので子どもたちからは間違いなく人気の教科!
座学でも生活の中に答えがあるので、発表が活発にじゃんじゃん出る✨
「家でもお手伝いするようになって助かってます!」など実は保護者からもありがたがられる教科✨
裁縫・ミシンがうまくなる。特にミシンできるのはその後の教員人生の最強の武器に!(結構ミシン不得意な先生多いです笑)
生活に直結するので教材研究が楽しいだけでなく自分の生活にも生かせて勉強になる!
学びがそのまま生活に生かされる✨子どもたちの笑顔がたくさん見れる🧡
【理科専科】
子どもたちは実験がほんとに大好き!子どもたちの笑顔がたくさん見られる教科✨
ワクワク、ドキドキ、ゾクゾク…。こんなにもいろんな気持ちを味合わせてあげれる教科は他にないかも⁈というくらいの体験活動ができる教科✨
担任しながらの教材研究や実験準備は大変だけど、専科であればじっくりと教材研究ができるので楽しいし、今後の財産となる!
子供人気が高い教科なので、教科専科が当たり前になった時に自信をもって担当できる!
動植物を見たり、空を見上げたり、ふとした生活の中に理科はたくさんあるので、学びが生かされて楽しい♪
生活の中にたくさんの学びがある✨子どもたちの笑顔がたくさん見れる🧡
【算数専科】
毎日のようにある算数。専科に教えてもらえることは子どもたちにとっては新鮮!担任の先生方にとってはうれしい!で、非常にありがたがってもらえる存在!
計算系の単元は別として、「量と測定」「図形」などは教具が必要。専科であれば充分な準備が可能で子どもたちもすごく喜ぶ♪
しっかりとした教材研究の時間がとれるので効果的に数の概念をしっかりと教えたり、授業計画が立てれたりするので今後に役立つ。
1度経験すると子どもたちのつまづきやすい所がわかるので多学年にも生かされる。
専科の時にたくさん勉強して、その時に学んだことや作った教具などは財産になる✨
できた!わかった!を実感させれる✨算数教えるのが楽しい!と思える🧡
【その他専科】
それと今は専科制が進んでいる自治体も多く、小学校だったら他にもこんな専科があるかな?!の投稿例を下記にあげておきます✨
3. 教科専科のまとめ
教員の業務量削減の1つとして、高学年の“教科専科制”が話題にあがるようになりました。すぐ学級担任になる先生も多い中、私は専科をさせてもらったことは本当に今にたくさん生かされているし、経験できてよかったです✨
初めての専科は家庭科専科でした。
当時は先生の採用数も少なかったので同じ20代の先生が全くおらず、周りはベテランの先生ばかり。なのでそんな先生方よりも6年生の子どもたちとの方が歳が近かったです笑。
教員人生、そんなスタートでしたが家庭科のことどっぷり勉強しました。
ほんとに楽しかった〜♪
算数専科の時も理科専科の時も、本を読みまくったり、教具や実験道具作ったり、研究会に参加したり、他校の実践見に行ったり、子どもたちのために・授業のために時間をたっぷり使いました✨
今思えば残業時間の中でやってた時もあるんですけど、なんか教材研究に没頭できたあの時は楽しかったんですよね〜✨
それを経験できた私は、今となっては5、6年担任でたとえ専科がなくても家庭科や理科に関しては任せて!しかも楽しい授業するよ!という余裕な感じです✨
正直専科をしていると、自分の学級がないので、実は淋しい時もあります。
だけど「1つの教科に没頭して取り組める」環境があるというのは今考えると本当にありがたい時間でした。
そして最後に全ての専科の先生に共通するおすすめポイントは…
『いろんな学級が見れる』
ということです。
私はそこで先生方それぞれの学級経営を見させてもらい、大変参考になりました。実はそこが1番何よりもよかったことかもしれません✨
もし新年度専科かも〜!という先生で不安な方がいらっしゃったら、是非ともプラスにとらえて1年間楽しんでみてほしいなと思います🍀
担任おすすめポイント同様、今回の専科おすすめポイントもどこかで誰かのお役に立てたらいいです😊
学年別に使える資料もまとめていますので、学年が決まったらいろいろと試して使ってみてくださいね😊
※家庭科専科、理科専科の投稿は高学年資料に多いです✨
(☟資料はこちら☟)
【高学年マガジン】※専科資料多め
【中学年マガジン】
【低学年マガジン】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?