【R. シュタイナー『魂のこよみ』】9月第3週
第25週
私はもう私のものだ、
明るい内なる光が
空間と時間の闇を照らす。
自然の営みが眠りにつこうとする中で
魂の深みは目覚め
眠らずに 太陽の熱を
冷たい冬の大河に運ぶ。
ルドルフ・シュタイナー
(訳:yuka ogiso)
私の中に灯ったほんの小さな光。
吹けば消えてしまいそうな小さな光。
その温かいオレンジ色が
揺らめきながら、
私の輪郭を照らし出す。
私は 他のものではなく
私は 誰のものでもなく
ただ どうしようもなく
この 私でしかない。
太陽が天高く 大地を離れるほどに
内なる光は 温かさを増して
私の奥深くに広がっていく。
※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016
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