ローガンは1日にしてならず
視力の低下が著しく感じられて、ことあるごとに眼鏡やコンタクトレンズのチェックにいそしんでいるここ2.3年。
コロナでマスク必須となった時期、マスク内の呼吸で?目の渇きが酷くなり、メガネ>コンタクトの日々に切り替わり。
血圧が高くなって人間ドックの眼底検査で今まで聞いたことのない漢字の羅列コメントが入り。
最近は数字の5と8が怪しいわ、「:」と「;」のタイプミスを見逃すわ、で、口コミのよい眼科に診てもらうことにした土曜日。
口コミ評価が高いし初診で予約はできないから1時間以上待って、視力検査してからさらに待って先生とご対面。
ものすごく腰が低くて傾聴力のお手本のような対応。
念のため、白内障や緑内障のケがないかも診てもらうことに。
結果。
長年通っているコンタクト販売店と結託している眼科の見立ても、お気軽メガネのチェーン店のスタッフの見立ても、実は正しかったことを知る。
今回の眼科の先生の丁寧な説明で隙間が埋まった。
元々近視は相当な度数。そこに老眼が加わって、コンタクトも眼鏡も遠近両用。矯正視力は悪くない。ドライアイで左目は少し傷があるけど、緑内障や白内障も今は心配ない。
ただ。
遠くも近くも眼鏡やコンタクトレンズで2段階で見えるようにしているけど、今のわたしにはその「中間の距離」がつらい「時期」なのだと、先生は言う。
老眼は一度に決まるものではなく、緩やかに、60歳くらいまでの間、緩やかになっていくものなのだそうだ。
ローガンは1日にしてならず。
マジか。
こちとらこの見えにくさ、日々のストレスをパキッと改善したくて門戸を叩いたのに、パキッとした改善策はないのだと。薬や手術でどうにかできる類ではないのだと。
あれー、この感じ、前にも同じように憤った気がするー。
あ、五十肩の件?
緩やかに老いていくのを受け入れるしかないのだと、コレまた。
さすが口コミ評価の高い先生だけあって、以上!で突き放すことはなさらず、コンタクトレンズでもソフトだと遠近両用とのグラデーションが緩いものもあるから試す価値はあるかも、とご提案をくださった。
でも若いとき、長期出張の間でハードレンズを紛失し、応急処置でソフトレンズを使った事があって、その時の付け外しがあまりに苦痛だった記憶が強烈で、食いつけなかった。
ああ。
この見えづらさと付き合っていくしかないのか。
ローガンは1日にしてならず、なのか。
ちなみに足の指の爪を切るのがしんどい、と言ったら先生はすかさず「そう、中間の距離がね、しんどいですよねー」って。
ローカは1日にして成らず。
さーて、次はどこの部位かなー苦笑