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小さなゴール、大きな結果 ~ 続けた人だけが見る景色

文章力養成コーチの松嶋です。小中学生から大人にも文章指導をしています。それぞれ週1回、文章を提出してもらっています。生徒さんたちは、週に1本作文や小論文、意見文等を書いていることになります。週に1回、継続的に文章を提出することで、積み重ねを実感できるカリキュラムです。

最初のうちは、新しい習い事にモチベーションも高いのですが、長く継続していると、慣れから、淡々と宿題をこなすような感覚になることがあります。ドキドキするような成長も感じにくくなるはいえ、成長が止まっているわけではありません。

これは、小さな努力の積み重ねが成果に繋がることを示しています。1滴1滴コップに水を垂らしていくと、ある時、コップから水があふれ出します。それと同じように、毎日毎日の積み重ねが、ある時、境界線を越え「あれ!? 私って、こんなに書けたっけ?」という位置に立っていることがあるのです。

ところが、そこまで継続できた人しか、これを体験できません。一度でもこれを経験すると「あの時のあの感じか!」ということがつかめるので、いろいろなことを継続できるようになるのですが。

それでは、具体的な方法として、小さなゴールを作ることを提案します。その都度しっかり認めて子供や自分を褒めること。ご褒美を設けてもいいかもしれません。1週間に1本作文を書くのが4回続いたら一区切り。ご褒美にはお気に入りのカフェでのスイーツや、ちょっとした外食が効果的です。次は8回。その次は12回。その次は24回。実はもう、これで1年継続したことになります。すると、その間に継続した人しか感じない達成感を覚える瞬間があり、すると、それ自体が継続のご褒美に変わるのです。

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