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ギターのセンスと文章のセンス

私はギターを弾くが、センスがない。ニュアンスがないというか、味がないというか……。
でも世の中には、たった1音弾いただけでも、うわっ!となるセンスの人がいて、そういう人間と自分とは、生まれつき何かが違うんだと思ってた。

かたや文章。今朝も帰国子女の変な日本語の小論文を整えてあげた。
何が変なのか分かるし、理由も指摘もできる。
こうしたら見違えるほどよくなるというポイントも瞬時に分かる。
では、私は生まれつきそうなのか?
それは違う。子どもの時から美しい文章とは何か考え続けた結果だ。

そんな時に出会った本
『センスは知識からはじまる』水野学 (著)

オーディブル会員は無料。2,000件近い評価で星4.3だったので、さっそく聞いてみた。

結局、センスというのは、今までの知識の集大成なんだ。野性の勘だって、虫の知らせだってそうかもしれない。なかなか勇気づけられたので、まずは、ギターの上手いと感じる人の音を分析してみようと思う。

タイミングとか、揺れの周期とか、何が心地良いのか
似たような人はいるか
曲の中ではどこがそうなのか

量は質に繋がるともいう。
何回も聞く、バックヤードの知識を増やす
そんなことも大事だろう。
徹底的に真似するのも重要だろう。

だって、文章についてはそうしてきたのだから。

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