思い出してつらくなることを何度も思い出さない
思い出すと悲しくなる記憶、誰にでもありますよね。
あの時のあの人のあの言葉、きつかったなあ
信じられないことをされて、あの時はつらかったなあ
思い出してもあれは悲しいできごとだったなあ
そのように思う時、私たち人間は、その事件が起きた時と同じ感情を味わっているそうです。これは、他の動物には見られないとのこと。
明日のことを不安に思って寝られない
楽しいことを想像してニヤニヤ
思い出すだけで怒りで今でも手が震える
実際に今現在起きていないことでも、人の鼓動は早まり、息も荒くなり、ストレスも感じる。血圧は高くなり、血管は収縮する。
楽しいことを何度も思い出すのは良いとして、悲しかったこと苦しかったことを何度も思い出すのは、心身共に負担になり、解決策をそこから考えるにしても不利な状態になってしまう。取るべき対策を取ったあとは、それ以上、何度も思い出すのはやめた方がよいようです。
中学生の作文コースの教材として使っているTEDです。
生徒の間でも、この回は大人気です。
ガイ・ウィンチ「感情にも応急手当が必要な理由」
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