信じるスパイラル。親から始めよう。
文章力養成コーチの松嶋です。生徒の教育相談にものっています。
毎日ケンカでクタクタ…
「娘と毎日ケンカばかりで、勉強をさせるどころじゃない」というお悩み、よく聞きます。女の子は10歳頃から自立が始まり、言い返すことも増えますよね。「宿題終わったの?」と聞いても「うるさいなー」と返されてイライラする…その気持ち、よくわかります。でも、そんな時こそ少し距離を取って、信じて見守ることが大切です。
「放っておいたら好きなことばかりしちゃうのでは?」と不安になるかもしれませんが、実際に任せてみると意外と大丈夫なものです。子どもは自分で考えて行動する力を持っているのです。
信じて見守ることの大切さ
もしあなたが「家事ちゃんとやりなさい」とか「お隣のお母さんはすごいよね」と言われたら、どう感じますか? 信頼されていないどころか愛されていない気持ちになりますよね。子どもも同じです。まずは、信じているという姿勢を伝えましょう。
例えば、「ゲームしてばかりだけど、宿題は終わったの?」ではなく、「宿題が終わっているからゲームしているんだね」と信じることから始めてみてください。嫌味抜きで。もし終わっていなくても、何も言わず見守ることが大切です。そんな親を見て、子どもは初めて自分のしたことを省みるのです。子ども自身が失敗から学び、自分で選択することが成長につながります。
良いスパイラルを作る
親が信じることで、子どもも自分を信じられるようになります。そして失敗しても「大丈夫」と思えるようになります。信じられた子どもは、しっかり自分の足で立つようになります。そして、良いスパイラルが回り始めます。
まずは、小さな一歩として「やったね!」と成功を認めることから始めましょう。信じて見守る、その大切さをぜひ試してみてください。