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叱る依存

文章力養成コーチの松嶋です。もうかなり前に卒業してしまった生徒なんですが、オンラインの授業中にお母さんの怒鳴り声が聞こえる子がいたんです。すごいんです。別の兄弟を叱っているようなんですが、「なんで、〇〇はいつもそうなのよっ!」「何回言っても分からない子ねっ!」「お母さん、〇〇にちゃんと言ったよねえ!?」「はぁ?なんだって?もう一度言ってみな!」ってずーっと叱っている。会話にはなっていないようで、一方的に叱っている感じ。黙って聞いている子ども(私の生徒の方)の様子から、日常茶飯事な様子がうかがえます。そして「お母さん、僕、授業中なんだけど」と言えない家族関係。いろいろ考えさせられました。
同じような光景を、スーパーでも見たことがあるし、電車の中でも見たことがある。エスカレートして手を挙げたり、子どもを引きずったり……
テレビドラマの中の出来事みたいな……。

その人たちは、もう、なんか、だれにも止められないくらい「叱る」というゾーンに入っちゃっている感じ。

親が子に、上司が部下に。立場が上の人が、立場が下の人に、自分の価値観通りに動いてほしくて叱る。

親子関係でいえば、
子どもは私が注意する前に部屋を片付けるべき
子どもは私が帰ってくる前に宿題をさっさとすませるべき
子どもは夜はYouTubeなんて見ないで寝るべき
子どもは私が説明したら一度で理解すべき
子どもは私の言うことを聞くべき

親がそう思い込んでいる状態の時、親は子を叱るんだよね。

良い本があるみたい。読んでみよう。

入口はいつも望月りん先生です。

コメント欄を見てほしい。いいコメントがたくさん。みんな、この問題、特に叱られる側なんだね。

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