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一人仕事で自分を同質化させない

組織というものは、同質化すると、時代の変化に取り残されてしまう。そんな話はよく聞く。だからこそダイバーシティが高らかに謳われているわけだ。では1人仕事の私が、どうしたらこの同質化を避けられるだろう。

一人仕事の同質化というのは、同質の人間の集まりにより、凝り固まった思考によって、業務がワンパターン化してしまうこと、仕事の内容が定型化してしまうこと。簡単に言うと去年と同じことを今年するってこと。

大げさに言えば、昨日と全く同じことをしてはいけないということだ。常に変化していかなければいけない。

よく「あそこのお店の味は、何十年も変わらず美味しい」と言うが、実はそういう店は、日々改良を続けているという話もよく聞く。ガチで何十年も変わらなかったら、時代の変化に遅れて、つぶれてしまう。そういう店もいっぱいある。

一人仕事で同質化の罠にはまるのは、ある程度成功パターンを掴んだと思って、それに固執してしまうから。だから、もっと自分では考えられないような、自分では思いも付かないような、多様な考え方を外から取り込んで、仕事に落とし込んでいかないといけない。

実は私も、この事業を始めた頃は、インターネットで子供たちに作文を教えるなんて、ものすごく珍しいことだったから、毎日が変化の連続で、とても生き生きしていた。
でも1回そのパターンに乗ってしまうと、特にこのような教育業界は、毎年いろいろなことを作り変える必要があまりないから、同じことの繰り返しみたいになってしまう。
一人仕事なので、反対意見もでない(笑)

子どもは次から次へと進級する。6年生が卒業しても、1年生が入ってくる。この、一見循環に見える、この動き、流れこそ、罠なんだな。子供たちは、毎年違うんだ。

私がここ数年、どっぷり福祉の世界にいたのはとても良い経験だった。教育と福祉が繋がっているということに気がついたからだ。

だから仕事でもプライベートでも、どんどん非日常的なこと、自分のやったことないことに首を突っ込んで、そこから学んだことを、こじつけでもなんでもいいから、自分の事業に生かす。
特に一人仕事の人間は、こういうことが大事なんじゃないかな。

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