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保護者の方へ。推し活のすすめ。
個人面談でも保護者会でも、私は保護者の皆さんに、推し活を勧めています。
私のような個人の文書指導を子供に受講させたり、進学塾に子供を通わせたりする親御さんは、大抵、教育熱心な方が多いです。それ自体は悪いことではないのですが、少々熱心すぎるようです。
「信頼して放置」これが一番効果があると、ずっと話していますが、この「信頼して放置」ということがなかなか難しい。もともと保護者側に余裕がないので、どうしても放置ができない。細かなことに目が行き、注意をしたくなってしまうようです。
そういう時は、やっぱり推し活です。推し活は、まず、ストレス発散になります。ストレスは知らず知らずのうちに蓄積して、人間の判断基準を狂わせます。本来構わなくていいところに構いたくなったり、目につかなくなっているものをわざわざ探しだしてて子供を叱責したりします。そして一度叱責し始めると、歯止めが効かなくなって、本当に気が済むまで、とことん怒ってしまう。そして、そのことを、その日の夜や次の日に反省する保護者の方がとても多いです。
反省するということは、その行動が間違ってるということに気づいてることになります。でも、途中でやめられないんですね。引っ込みがつかないというか。だから、そもそもそういうことになってしまっている原因である、ストレスを解消することが大事です。
本当は何も考えずにのんびりリラックスするのがいいんですけれども、なかなか忙しいお父さんお母さんにはそれが難しい様子。そこで注意の矛先を、別のものに向けるということを おすすめします。趣味でも何でもいいんです。
推しカツは、人を育てる行為に直結するので、保護者の方にはとても向いてるんですね。誰かを一生懸命に育てる行為を、是非推し活でやってみてください。
その時、見返りを全く期待していない自分に気づきます。推しに少しの成長があれば、推しが少しでも有名になれば、推しが笑顔でいれば、それはそれは嬉しいものです。推しの良さを人にも広めたくなります。そんなピュアな気持ちが、推し活で養われます。
推しは、アイドルでも俳優でもいいし、刀や神社仏閣でもいいし、妖怪でも怪獣でもいいし、ハムだってダムだっていいし、現在生きていない歴史上の人物でも、なんなら形のないものだっていいんです。
子供を叱りたくなったら「ストレス溜まってるな~」と思って、推し活してみてください。
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