「覚えとけよ!」の効果
よく、ドラマとかで、何かいやがらせとか、悔しい目に遭った人がこんなセリフを言う。
覚えとけよ!
でも、たいてい、いやがらせをした方、悔しがらせた方は、覚えちゃいない。いつまでも覚えているのは自分だけなのだ。
今に見てろよ
これも同じ。そう考えると、これらの言葉は、自分に言い聞かせる決意のような気がする。
悔しい思いをエネルギーにして頑張る話はよく聞く。自分を不当に扱ったヤツらを見返すとかね。主に昔話とか、古い人の成功話の中でさ。
今の若者(もうこう言っていること自体、おばさんw)はどうなんだろう。何か悔しいことがあると、対策を考える前に、心が折れてしまう人が多いのではないだろうか。
そう考えると「覚えとけよ」とか「今に見てろよ」と言える人って、そのエネルギーで頑張れる人、負けず嫌いというか、自分がこんな目に遭うわけがない、こんな不当な扱いを受けるべき人ではないと思っている人なわけで、ある意味、強い人。
だから、「覚えとけよ」とか「今に見てろよ」と思わなくても、きっと生きていける。だとしたら、こんなネガティブな言葉を出さずに、そんな目に遭わせた人を相手にしなきゃいい。エネルギーが勿体ない。私はそう思うよ。