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ヒーターの置き場所を間違えてない?

文章力養成コーチの松嶋です。両親の遠距離介護をしています。若い頃は暑がりで冬でも薄着で過ごしていた父が、年を取り、さらに認知症になってからは極度の寒がりに。認知症の人が寒がるのには別の理由があるのですが、その話はこちら。

去年の冬、デイサービスから帰ってくると寒い寒いと繰り返すので、オイルヒーターを買いました。

オイルヒーターだと、石油ストーブのように、物が触れて火事!みたいな心配がないので買ったのだけど、母や妹から「お姉ちゃん、これ、あまり暖かくならないみたい」との声が。

どのように使っているか見たところ、父の目の前に設置して温めているとか。「オイルヒーターは窓際に置くみたいよ」と話してみたものの、実感がわかないようで、とにかく「寒い」を連発している父のそばがいいと。それが去年。

今年、またこのヒーターの出番になった時、今度こそ正しい使い方をしよう!と思った私はネットで拾ったこの画像を母に見せました。

デロンギのHPにあったものみたい

実は私たち家族は北海道に住んだことがあり、北国の家屋では、窓際にスチームストーブが設置されているのは常識。知っていたんです。「ね、北海道の時もそうだったでしょう?」と話すと、図を見ながら母が納得。母のような高齢者は、こういうネットの図を見せると、テレビでも言ってたみたいに思うのか、すぐに納得する。ある意味危険なのかもしれないけど……笑

とにかく、私がいる日に、実際に温かいかどうか実験してみよう!ということになりました。ちなみに、父は認知症なので、昨日まで目の前にあったヒーターが窓際に移動されていても気がつきません。そして、膝に何かかけてあった方がいいかもということで毛布のかわりに電気毛布も出しました。これも去年買ったもの。
Amazonって実家に届くから便利w

実験の結果、父の部屋は他に何も暖房をつけなくても23度にキープされました。ヒーターを切ったあとも、ずっと暖かかったです。部屋全体が暖かいので、例えば部屋の中を誰かが移動して冷たい空気がすっとやってくる~みたいなこともなくなりました。これで今年の冬は安心です。

暖房って、目の前に置けば暖かいってもんじゃないんですね。

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