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私が表情筋トレーナーになろうと思った理由


今日は、なぜ私が表情筋トレーナーという道を選んだのか、そのきっかけと想いをお話ししたいと思います。

私の本業は、美容師とブライダルヘアメイク。人を美しく変えるこの仕事が大好きです。ちょっとしたヘアスタイルの変化やメイクのテクニックで、綺麗になったり可愛くなったり、若々しくなったりして喜んでくださるお客様を見るたびに、この仕事を選んで本当に良かったと感じています。

でも、ヘアカットやメイクの技術は、実は「目の錯覚」を利用していることに気づいていました。

たとえば、ヘアスタイルではボリュームや長さを調整することで、顔の輪郭の悩みを目立たなくしたり、全体の印象を大きく変えることができます。
また、メイクでは、ハイライトやシェーディングを使って立体感を演出したり、顔を小さく見せたりすることもできます。

ヘアスタイルの場合ボリュームや長さで目の錯覚を使って顔の悩みを目立たなくしたり、印象を変えることができる。

メ毎回、お客様一人ひとりに似合う髪型やメイクを見つけていく作業は本当に楽しいです。まるで顔全体をキャンバスに見立てたアートのよう。でも、ふと自分自身の顔に目を向けたとき、大きな壁にぶつかったのです。

40歳を過ぎた頃から、鏡に映る自分の顔がどこか疲れて見えるようになりました。しわやたるみが気になり、メイクで隠そうとしても、それは一時的なものでした。顔を洗ってすっぴんになると、そこには隠しきれない年齢が浮かび上がります。その瞬間、心の中で「私は、老いを受け入れるしかないのか」とため息が漏れるようになりました。

ヘアスタイルやメイクの力を知っているからこそ、それではどうにもならない「素顔」の現実を突きつけられたとき、私は無力感を感じたんです。「どうしてヘアやメイクではなく、自分自身の顔をもっと根本的に変える方法はないんだろう?」と、諦めの中で心のどこかが問いかけていました。

この気持ちが私を次のステージへと導いたのです。


でも、ある日、私の考えがガラリと変わるきっかけが訪れました。たまたま目にした記事で「表情筋トレーニング」という言葉を知ったんです。それは、特別な道具もいらず、空いた時間に顔の筋肉を鍛えることで、顔の形そのものを変えたり、しわやたるみを改善したりできる方法でした。

初めは「本当にそんなことができるの?」と半信半疑でしたが、実際にトレーニングを始めてみると、自分の顔が少しずつ変わっていくのを感じました。頬が上がり、目元がスッキリし、肌のくすみも取れていく。さらに驚いたのは、顔に自然な艶が戻ってきたこと。すっぴんでも以前の自分とは明らかに違うんです。

「これなら、ヘアスタイルやメイクに頼らなくても、自分の顔をもっと好きになれる!」と思いました。そして、この効果を誰かと共有したいという気持ちがどんどん強くなっていったんです。

ただ、自分だけが実践するのではなく、どうせなら人に教えられるくらい深く知りたい。そんな思いから、表情筋トレーニングの講師になるために勉強を始めました。

学べば学ぶほど、表情筋の奥深さに魅了されました。しわやたるみを取るだけではなく、肌の血流を良くしてくれるからくすみもなくなり、結果的に肌全体が生き生きとするんです。さらに、適切なトレーニングはリフトアップ効果もあり、見た目の年齢を大きく変える力があると知りました。

そして今では、表情筋トレーニングを通じて、多くの人が自分の顔に自信を持てるようサポートしています。お客様が「私でもこんなに変われるんですね!」と喜んでくださる姿を見るたびに、この道を選んで本当に良かったと思います。

表情筋トレーニングは、私にとって単なる美容の延長ではなく、自分自身や他人の「コンプレックスを改善して自信を取り戻す」ための大切なツールです。これからも、一人でも多くの人にその力を届けていきたいと思っています。

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