マイペース高2息子とニューヨーク親子旅⑪:NYといえばMOMA!「ニューヨーク近代美術館」でゴッホとピカソに出会う
7月末、マイペース高2息子と2人でニューヨークを旅した記録。
前回までの話(最初から)はこちら
ニューヨークに到着するなり息子がスマホを紛失し、てんやわんやで終わった1日。翌日からは無事予定していた観光へ。
メトロポリタン美術館に行ったり、ブロードウェイミュージカルを見たり、「ニューヨークといえばこれ」を進みつつ、ハーレムのゴスペルなんかも聞き「ナイアガラの滝」の日帰り弾丸ツアー、そしてアメリカ自然史博物館と、行けば1日かかってしまう観光で、なんだかんだ盛りだくさんの日々。
気付けばもう最終日ではないか!!!
もっと行きたい場所、観たい場所、食べたいもの、たくさんあったぞーーー!
ただ、フライトはこの日の深夜1時台の便なので、時間はたっぷりある。逆に夜8時くらいまで時間をつぶさなくてはいけないのだ。
11時のチェックアウトぎりぎりまで部屋でゴロゴロし、惜しみながら、タイムズスクエアの41階のホテルをチェックアウトし、ホテルに荷物を預ける。
さぁここから夜までどうしよう??ということで、まだ行けてなかったMoMa(ニューヨーク近代美術館)へGO!
タイムズスクエアの中心地から徒歩圏、規模も小さめでさくっと到着。
そして実は「現代アート」にはからっきし興味がないわたし。
だが!!!ゴッホやピカソなど「いちおう近代」に入る印象派の画家たちの作品も所蔵しているので、それだけは見たいと訪れた。
もう今回は謎の現代アートはすっ飛ばして、観たいものだけ見る。
はい、ピカソ様!!!
ダリの「記憶の固執」。教科書で絶対見たことあるやつ。
フリーダ・カーロの自画像。
マティスの「ダンス」は、メトロポリタン美術館にもあったけれど、こっちの「ダンス」のほうが有名かな。マティスの色遣いはどこで見ても本当にその部屋全体の雰囲気を明るくするんだよねぇ。
実はこの作品、めっちゃデカイ。
ほら、こうやってみられる感じ。
モディリアーニなんかもさらっといる。
そしてここにも登場!モネの「睡蓮」大作。
まじでどこに行ってもモネの「睡蓮」ってあって、本当にモネって睡蓮ばっかり描き続けたんだなって。どれも同じように見えるけれど、どれも違う。
そしてそしてこれを見に来たと言っても過言ではないゴッホの「星月夜」。
明るくて暗くて、狂ってるけど美しい。
ゴッホの絵具のタッチが間近で見られる幸せ。
さすがMoMa、名作をしれっと当たり前に置いている。お次はピカソの「アビニヨンの娘たち」。これも教科書で見たことあるよね。
こちらもゆったり展示されていて、座って楽しめるの。
そしてわたしが一時期ドはまりしたシャガールの作品。「私と村」。これも確か教科書に載ってたかな。すっごく幻想的でシャガール大好きなんだよなあぁ。ふう~。
通りすがりにクリムトも。美しい。
え、これゴッホ?という作品も展示されていた。ゴッホも有名な作品以外にも相当あれこれ描いているんだよね。
一気に印象派作品を見て階段を降りるときの景色ったらもう!!!
こういうふとした景色が美しいのがニューヨーク!!!
そして一応見る現代アート。面白い。んだけどその先に行けないわたし。
ふと下を見ると、こんな感じ。吹き抜けが超おしゃれでさすがMoMa!
こういう真っ黒な作品などを見て「?」となり
リヒテンシュタインや
かの有名なキャンベルスープの絵も発見し
赤いなーと通り過ぎ
オシャレな休憩所にたどり着く。
MoMaで外せないのはミュージアムショップ。MoMaって美術館よりグッズのほうが有名なんではないのか?
展示にはなかったけど草間彌生グッズとか可愛い!
フリーダ・カーロコーナー(ぬいぐるみ可愛すぎて買いそうになって思いとどまる)
ゴッホの編みぐるみも可愛すぎて買いそうになってぐっとこらえる
謎のピザぬいぐるみも買いそうになってぐっとこらえる(なぜこれが)
星月夜のレゴも欲しくなり、値段を見てやめる(高いのよー)
とかいって「わおわお」と感動しながら1階に。さすが都会の中にある美術館、くつろぐ場所の配置さえオシャレだし、サマになる。
なんというか、日本にはないんだよね、この余裕というか雰囲気。天井の高さなのか、ひとつひとつの敷地の広さなのか言語化が難しいのだけど、気軽に「MoMaでも行く?」と言えちゃう敷居の低さがある。
ニューヨーク6日間の滞在で、メトロポリタン、自然史博物館、MoMaと欲張ってガシガシ回ったが、ニューヨークにはまだまだ面白い美術館がある。これだけ狭いマンハッタンの中に、これだけ多くの美術館が詰まっているって、やっぱアート&カルチャーの街だよなぁ。としみじみしながら美術館を後にした。
さて、ここでまだ午後2時。夜までたっぷり時間があるのでさぁどこに行く??
次回に続く!