歴史から学ぶ大切さとは?
こんばんは!冬を体験するのは2年ぶりのたけむです!
今回は歴史から学ぶ必要性について考察します。
学生の頃はよく、歴史=暗記モノの科目と揶揄される一方、社会人になると教養として歴史を学んでおく必要があったりします。
結局歴史とは自分たちの人生にどう影響するのでしょうか。
身近な例えとしては部活に入りたての人や、新社会人でいう「先輩社員から聞くこと」に似ています。
自分が経験したことがないことや知らない方法を先に経験している人から聞く。
その結果自分の出来ることが増えていく。
この流れをもっと大きく、「人生規模」で考えられるモノが歴史になります。
歴史ではその多くが故人となった人が作り上げたモノで崇高であります。しかし、ある物事を達成するに至るまで、数々のドラマがあります。
教科書では非常に滑らかに時系列で事象が述べられていますが、その背景では多くの人が汗をかき、涙を流し、時には亡くなったりしています。
そして、事象と同じく主要な人物として出てくる偉人たちも名前が現世に残っているのは、我々が想像できないような経験をしてきているからです。
経験だけを語ることは簡単ですが、苦難に直面して、それを乗り越える時の感情や行動というのは教科書には書かれていないです。
つまり、歴史を学ぶとは「先人達の達成した偉業の背景や、当時の人々の心境や苦難」などを学び、「自分の人生で同様の困難に陥った時にどう切り抜けていくか」を理解するためにあると言えます。
歴史は過去の出来事ではなく、現代にも生きる本質が詰まった人生の指南書ではないでしょうか。
余談ですが、昨日司馬遼太郎著の国盗り物語を読み終えて、明智光秀の印象がガラッと変わりました。
学校で説明される明智光秀は、「天下統一を志した織田信長の、統一直前で謀反を起こした家臣」です。
間違いではないですが、実際に自分が明智光秀の境遇にいた場合どのような選択をしただろう。と読み終わって考え込んでしまいました。
それくらい、生き方について考えさせらます。
歴史の好き嫌いや、好きな年代に偏りがあったりすることもあるかと思いますが、ぜひこの機会に一度歴史について振り返ってみてもいいかもしれません。
今日もお疲れ様でした!
たけむ
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