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#社会人1年目の私へ
【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書
2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた
もっとみる「役に立たなければ意味がない」からの呪縛
周りに同世代が少なく年上が多いキャリアを歩んできたからか、彼らに追いつけるように何かしらアウトプットにつながることをしていなければ「自分は役に立たない」と本気で思っていたし、最初の会社は契約社員だったから早く一人前になって役に立つ人間になりたいと思っていた。
でも、そんな考え方がすこしずつ変わってきた話。
・・・
“使える人間”になるために生き急いでいた“手放しで楽しみだけを享受する数日間。
「仕事ができる」と言われたいが、自信もない新社会人の方へ。
こんばんは。日曜日が終わりますね、太田です。
タイトルの件、もやもやと考えたりする時期なんじゃないかと思って、新人時代を振り返って書こうと思い立ちました。
僕みたいに「根拠のある自信」を少々と、「根拠のない自信」が全くない状態で社会人1年目に突入した方に届けばと願います。
*
「あいつ、仕事できるよね」
この一言は、仕事をせざるを得ない限り言われて嬉しいものです。だけど先に言っておくと、
死にたい季節は愛をビュッフェ
セックスよりも恥ずかしいことは、
銀座四丁目。ブランド店がつらなる、
並木通りと松屋通りがあわさったあたりで、
ちょうどランチタイム、サラリーマンが行き交う道端で。顔をぐしゃぐしゃに濡らしながら、泣き叫ぶこと、だと思う。
あの日わたしは上京して2ヶ月、
新卒で入った某R社で、銀座をチャリでかけまわり来る日も来る日も飛び込み営業で怒られ煙たがられ拒否されを繰り返していた頃。
なにかの糸がきれて
お前が“付加価値だ”と思ってるものなんて。
「で、一年目終えて、どうだった?」
「いやー、なんつーか、あっという間でした」
「そうだよなあ。入社前のイメージと、違った?」
「そうっすね。いやー、なんか、思ったより、地味じゃないスか?」
「あははは、まあ1~2年目だもんねえ」
「いや、でも、シューカツのときは、『即戦力を求めてます!』とか、『若いうちから活躍できる職場です!』って、言われてたんすよ」
「まあ、そう言うだろうね?」
「それがフタ