自分は何者かと自分に訊いてみる
偶然のめぐり合わせから
宝地図の話をながらで聞いていたとき、
自分のセンターピンを見つけること、
と言われたので、
自分に問いかけてみた。
私のセンターは何?
なんとなく「美」かな、と答えてみて
しっくりきた。
そうじゃなかったら、小学生のころ
あんなに丁寧に文字を書かなかった。
私が楽しんできた活動もも、
音楽だったりダンスだったり、
写真や刺繍だったり。
言葉も一種の「美」で、
古典を繰り返し音読したり、
英語とかフランス語に興味を持ったり。
こういうところも全部、
元は「美」にあったんだな、
となんとなく思う。
自分のセンスに合わないものは
なかなか受け入れない。
それによって生じた摩擦もあった。
センターが「美」にあると、
感覚的に無理、となってしまうことがある。
自分の作品でも、
きれいにできないと
その仕事自体に苦手意識を持ったり、
ダメだな、と自分を責めたこともあった。
まあ、それも仕方ないのかもしれない。
でも、この苦手意識は
本当は才能の裏返しかもしれない。
持っているセンスがあるから、
そこに「できていない」があると気づける。
たぶん、これはだれでも同じで、
苦手意識があることに才能が眠っていたりする。
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