仲間をどこまで導けるか?
さんざしのコアメンバーと話していて、少々気になったことがあった。
さんざしプロは、一人ひとりが自分らしく生きる道を見つける応援をする、と言って活動しているし、実際、何人もの人たちが、自分らしい生き方を見つけて動き出しているように見える。
ただ、私はもっと先を見たいと思っている。集まったメンバーが、ただ私たちから何かを受け取って独立すること以上に。知り合った仲間同士が親しくなって、お互いに支え合える関係を築くこと。
仲間の輪が広がって、私たちを必要とする人たちに、もっとサービスを届けられたらいい。
月に一度の全体会合。毎回、全員が参加できるわけじゃない。
確かにFacebookグループはあるけれど、自分から進んで書き込まない限り、親密度を深める機会はない。
これで本当に、親しくなれるのか?
コアメンバーの予定が必ずしも合わなくても、仲間たちを集めてお茶会やイベントを企画することはできるはずだ。子育てしながら、親の介護をしながら、自分の仕事もこなすメンバーが集まるのは、いつだって容易じゃない。
この場での発言の責任は、私にある。
私がさんざしで目指すものを、明確にしておこうと思う。
一つは、自分らしく生きようとする仲間が、自分たちの生きる道を見つけるお手伝いをすること。
一つは、仲間たちがお互いに、「ほかのメンバーを支える一員」としての意識を持てるようにすること。
そして、人と繋がる喜び、他者の幸せが自分の幸せになることを感じてもらうこと。
その先に、目指す世界があると信じているから。
活動を出版に絞りたいメンバーがいるようだけれども、私の本当の目的は、そこには存在しない。
私に当事者意識がなかったら、こんなコメントは書かない。
私は、もし自分だけだとしても、その先を目指して活動したいと思っている。
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