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所属するということ

 現在、私が籍を置いているグループは、家族や個別のつき合いを除くと3つある。
 さんざしプロ、Internations、EC88フリートーク。
 カルチャーセンターの籍もあるが、少し整理したかったので、現在は休んでいる。

 人は人と関わってこそ、生きていける。ずっと1人でなんて、生きられない。数日、完全に1人になるのは構わない。問題は、それが何週間も続く場合だ。

 私の場合、父親との関係はよくないし、もともと「愛されるはずがない」と思い込んでいたほどなので、実は家族をあまり信頼できていない。
 それでも、外部の人たちが家族と同じではない、という事実はよくわかっているし、問題を起こしても一方的に責められたりせず、何が原因か、どうすれば改善できるか、という点に焦点を当てて話し合いの場を設けてもらった経験が何度かある。本当に感謝している。

 どこか1か所でうまくいかなくても、いくつかのグループに所属していれば、ほかで気持ちを立て直せる。仕事だけ、家族だけ、などと狭い範囲で生きないことが大切だと思う。


 さんざしプロで活動してきて、強く感じることがある。人は集まれば、経済情勢に関係なく、仲間同士で協力して、自分たちで経済活動を行うことができる。
 政府に頼らなくても、自分たちのルールでやり取りをすることができる。

 農家の人がいて、英語のプロがいて、占いの専門家がいて、日本語の専門家もいる。美容師、アーティスト、セラピストもいる。それぞれの家族や知り合いには、もっといろんな仕事を持っている人たちがいる。たとえば教師、電気工事士、ITのプロ、経済のプロがいる。料理人もいれば、カメラマンもいる。私の繋がりなら、実際に外国人を紹介することもできる。猫が欲しい人には、子猫をお渡しすることも可能だ。
 こうした繋がりをうまく活かして、その気になれば、チーム内で経済活動ができる。

 多くの人が集まれば集まるほど、その中だけでできる活動の幅が大きく広がるだろう。地域ごとのグループさえつくれるかもしれない。

 新年早々、メッセージを受け取ったメンバーから、さんざしを必要としている人がたくさんいる、と聞いた。必要としている人たちに、きちんと届けないといけない。参加するだけで希望が見えてくることもあるから、必要な人たちに、しっかり届いてほしいと思っている。

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