なぜ、間伐が必要なのか?(15/1000)
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普段は港区OLとして働いてますが、ひょんなことから『東京〜熱海2拠点ライフ』を始め、3年前から森での林業(森林保全活動)にハマってます。そんな週末キコリOLの日記です。
前回は、『林業 in JAPAN』をお伝えしました。その続きで。。。きょうは、『なぜ間伐が必要なのか?』についてご紹介します。
「木を伐る」といっても色々・・・**
「伐採」とは作業工程の一つではなく単純に「木をきる」という意味で使用されています。林業において「木を伐る」工程には以下のものがあります。
熱海キコリーズが手がけているのは、まず目の前に広がる「放置林」を『間伐』するという伐り方を実践中。
戦後の50年前に植えられたままの森林をもう一度元気にするために、『間伐』をしています。以下の図の中で林業サイクルの行程でみると、間伐は、「育てる」フェーズですね。
『間伐(かんばつ)』とは?**
間伐(かんばつ)とは劣等木を間引くことで「良い木を残す」こと。
ここで言う「劣等木」とは、やせ細っている木、曲がっている木、枝が暴れている木、病気にかかっている木、周囲の成長を妨げている木、のことです。
間伐の流れについては以下の図がわかりやすかったのでご紹介。
『間伐』しなくてもよいように植えればいいのでは?**
わたしが最初におもった疑問はこれでした。
つまり、「最初から間隔をあけて植林したらいいのでは?」と。でもそうすると、木が自分の持つ面積いっぱいに威勢よく生長するが、まっすぐな木が育たないのです。(なるほど!)
ゴールは【まっすぐで、太くて栄養分がたっぷりいきとどいた木を育てること】ですので。そのためには・・・
「緻密に植林をする」ことが求められているのです。
木の年輪で見る、「健全な森診断」
健全な森だと、年輪が均一で高品質な木材として扱われます。
ですが、放置林の木は、成長が制御されているときは年輪が細かくなります。そんな間伐材でもどう付加価値をつけていくべきか?!が我々の課題。
今日はここまで!
See you Tomorrow!!