片付けが苦手な人必見! 本当の片づけの見落としポイント
「思考は、現実化する」は、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
目の前の部屋が、居心地が悪いのだとしたら、何かに気づいて欲しいサインかも知れません。
私は、家事代行で、多くの片付けで困っている片の家に訪問してきました。
依頼者は、どんな思考なんだろう、どうしたら悩まない生活になるのだろうと、考えてきました。
片付けが苦手な人の、あるある思考
多くの片づけられない人の思考を挙げてみました。
物があふれていれば、悲しみや苦しみ、寂しさを感じないと思っている。
何かに不安を抱いている。
物が多いことが普通だと思っている。
自分が本当に何を求めているのか、何が大切なのかを考えようとしない。
思考が、内面の整理ではなく、自分の不足分を埋めようと、外へ意識が向かっている。
物を捨てるという概念がない。
悩みがなければ、あるがままで幸せなのだと思いますが、依頼してくる方は、良くなりたいと思っています。
まず、あまりにも多くのものを持っていると、明瞭に考えることが困難になり、そのために自分の持っているものが、必要かどうか判断することができなくなってしまいます。
引用のように、片付けは、まず、心の片をつける。自分の思いを決着させることです。
多くの人が片付けマニュアルに振り回されます
最近では、あまりにも多くの片付け本が出ていますが、片づけられない方のお宅では、何冊もの片付け本がある傾向にあるそうです。
片付けマニュアルは考えて一般化された方法を提案しますが、これは個人の生活リズムや習慣と合わないことがあり、技術的な面を真似しても、自分と当てはまらないため、すぐにあきらめてしまいます。
まずは、技術よりも、自分の内面に向き合ってみることを、おすすめします。
心の中が不安や不満で満たされて、ごちゃごちゃと落ち着かない状態でもがいている。
自分の心に不快感をもたらすにもかかわらず、しがみついてしまうものがある
自分に不要な物事や時間や空間があって、焦っている
過去とのつながりを失うことを、過剰に恐れている
まずは、心がごちゃごちゃになっている原因を、紙に書き出してみることからはじめてみて下さい。
片付けは、捨てるが9割と言われています。内面が整理できれば、片付けはほとんど終わったようなものですね。
まとめ
”自分の思いを決着させ、思いに片をつけてこそ、本当の意味で片づけを終わらせることができる”というように、片付けとは、心の整理が9割です。
片付け本のマニュアルに振り回される前に、心の片付けを見落とさないようにしたいですね。
参考図書