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私の食暦書。食との関係性はこうして変わってきた。
「Relationship with Food」(食べ物との関係性)
これはホリスティクヘルスを学ぶ上で
初めて聞いた考え方で
今回改めて、
「食べ物と私」の関係について
過去から〜現在までを振り返ってみました。
ホリスティックヘルスについてはこちら。
"Relationship with food"「食べ物との関係性」とは?!
\Relationship with Food /(食べ物との関係性)とは?!
「食べ物との関係」とは、
食べ物にまつわる考え方、感じ方、行動などを指します。
何を食べるかだけでなく、
食べることに対する感情、習慣、考え方も含まれます。
この関係は、
私たちのライフスタイル、経験、知識、
あるいはその時の自分の状況や
個人的な健康目標に基づいて変化していきます。
自分が「食」に対して
どのような価値観や知識を持っていて
どのようなライフスタイルを送っているかによって
何気なく選んでいる食事も変わっていくのです。
過去の体験や今の自分が持つ
食べ物との関係性を知ることで、
食習慣が改善されるだけでなく、
「食べる」行為を楽しみ、
精神の健康や長期的な心身の健康へとつながります。
今日は私の食歴を紹介します。
皆さんの食歴を振り返るヒントや
「同じく、こんなことがあった〜!」
そんな気づきになれば嬉しいです。
思春期:14歳で初めてのダイエット
背が高いのにガリガリだった小学生時代の
私のあだ名は、「ガリ」や「ノッポ」(泣笑)
食が細いわけではなく、
結構大食い。
ご飯や麺類が大好きで、
カレーは5杯食べたり、
学校から帰った私の最初の一言は
「ママ〜今日のご飯なに〜?」でした。
お菓子は自宅になかったので
あまりお菓子を食べる習慣はなく
(かといって禁止されていたわけでもありません)
帰ったらおにぎりや
一通りご飯を食べてからの夕食。
ある日、
夕食の前に、
おにぎりにクレープを食べる私をみて母親が
「そんな食べ方をしていたらいつか太るわよ…」
と言ったのを今でも覚えています。
そんな調子で食べ続けていたら14歳….
…ついに来ましたよ。
太る時が!
1年もしないで+8kg
14歳初めには164cm、
43キロしかなかった体重が
1年もしないうちに50kgを超え、
初めて見た、「5」という十の桁の数字に
ビックリしました!!
そこから初めてダイエットを意識し始めます。
自分のBWH(バスト・ウエスト・ヒップ)、
太もも、ふくらはぎのサイズまで測り記録。
栄養バランスはまだ気にすることなく、
体重を意識した食選びをするようになりました。
高校時代:お弁当は幼稚園児サイズで学校帰りにお決まりマック。サプリで栄養補給
14歳ダイエットに目覚めるも、
思春期で太りやすく、
頑張っている割に増える体重。
52kgだった体重は高校時代にはマックス58kgに。
周りの女の子も体型や美容を意識し始め
皆お弁当箱が小さくなっていきます。
私もお弁当箱は幼稚園児サイズ、
それを誰よりもゆっくり食べていました。
(本当は食べるのめっちゃ早い笑)
それなのに…
学校帰りはスタバで
ホイップたっぷりのフラペチーノを飲み、
友達とマクドナルドによります。
(もう、自分にツッコミたい!
小さなお弁当の意味がないのです…笑。)
ダイエットを意識しつつも、食べ盛り。
朝・昼・晩のメインの食事を減らし、
スイーツやジャンクフード、
食べたいものを食べる食生活でした。
栄養に関しては食で摂るより
サプリで摂っていました。
父親が大腸の専門医だったので、
腸の健康はこの頃から父から注意を受け、
ビフィズス菌や、ビタミン、
家には様々なサプリがあり
父が朝に用意してくれていました。
サプリは体重に影響ないし、
「これらを飲んでいれば栄養ok♪」
と思っていましたね。
大学時代:モデル、お金ない!食べないダイエット全盛期
上京し一人暮らし。
初めて住んだ寮のキッチンは狭く、
自炊はほぼなし。
朝ごはんは通学途中に
コンビニでパンかおにぎり。
ランチ代は500円以下に抑える節約生活。
ランチは学校のカフェテリアで、
うどんや丼ものが中心でした。
その頃ミスコン出場やモデルの仕事もあり
「とにかく痩せたい」
「細くなりたい」
という願望が強く、
夜は太るから食べず、
翌日の朝に食べたいものを食べるスタイルを
築いていきました。(それがご飯とクッキー中心)
栄養バランスは放棄で
食べたいものを食べるか、
全く食べないのどちらか。
コンビニ菓子やカップラーメン、ハンバーガーなどの
ジャンクフードはあまり食べる習慣がなかったのですが、
豚骨ラーメン、パスタ
定食、揚げ物、丼ぶり系は大好き。
食べ物からの栄養摂取は全く意識しておらず、
だからこそサプリに頼ります。
上京してから花粉症が発症し、
父曰く腸内環境とアレルギーの関係性があるとのことで
父に送ってもらった
乳酸菌パウダーとビタミンはほぼ毎日飲んでいました。
いや、このおかげか
食生活は最悪だったのですが、
花粉症への効果は絶大でした。
振り返ると、この食生活では
おそらく栄養失調だったと思うのですが、
若さでそんなことも感じることなく
元気に過ごしていましたね。
20代半ば:働き女子時代
万年ダイエッターです。
体重の変動に一喜一憂。
朝ごはんはキャベツ+オリーブオイルと塩
あるいは納豆ご飯が中心で
飲み込むように食べていました。
早朝ラッシュの東横線と山手線。
毎朝ギューギューに押し込められた電車で通勤。
通勤段階で、何と無く疲れます…。
オフィスの部屋には窓がなく、
圧迫された空気がとても苦手でした。
だから勤務の合間に1〜2回、
息抜きに外に出てコンビニに寄るのです。
ランチはお弁当を持って行ったり
コンビニご飯が中心。
夏はコンビニのうどんやお蕎麦
冷やしラーメン、
ダイエット中は
春雨スープのインスタントを食べたり
食後におやつの代わりに
カロリーメイトを食べていました。
(食後にカロリーメイトって….
とりあえずダイエット=カロリーメイトってイメージでした。
CMの効果ってすごい。)
ちなみに、
コンビニって通うほど通うようになるのです。
仕事を辞め
ほぼコンビニに訪れることのなくなった今
コンビニに行っても
「全く食べたいものがない」
これが感想なのですが、
通い続けると、
新しいメニューや夏の麺類、丼ぶりお弁当、
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な♪」
ってルンルンで通うようになります。
オフィス時代は、
職場の真隣にコンビニがあり(本当便利!)
ラッシュタイムの通勤による既に疲れた朝に
コンビニで買った
Red Bullでドーパミン分泌強化、
気合いを入れて仕事スタート。
一時期、通勤後のエナジードリンクを
強く欲して毎日飲んでいました。
そして、
ランチ後の息抜きに
コンビニでスイーツゲット!
これが習慣化していました!
本当、不思議なのですが、
とりあえずコンビニに吸い寄せられるように入っていた。
寄らないと落ち着かないのです。
自宅の食材はキャベツ、納豆、味噌汁、肉が中心
フルーツはほとんど買えなかったです。
夏に父が九州からスイカを送ってくれ、
夏はスイカダイエット!が定番でした。
20代働く女子の食生活はこんな感じです。
それが、結婚を機に変わります。
まずは、「料理」に目覚めます!
「料理のできる女性」を目指して
お料理教室に通い、
せっせと当時の彼(今の夫)に振る舞い
煮物、お浸し、炊き込みご飯など、
いわゆる、\日本の家庭料理/を作るように。
作ったものを喜んで食べてくれるのも
嬉しかったですし、
色々なレシピを試したり
お料理自体を楽んでいた新婚前後でした。
ですが、
自分はいつでもダイエット中。
夕食はご飯を抜いたり、
食べないことで調整していました。
妊娠・出産期:初めて栄養を考える
体重の変動が第一優先!
栄養は二の次で
体重が増えない食べ物を考えていた私。
それが
妊娠・出産を経験して、
初めて…..!?!!??!
自分の口にするもの、
「栄養」について考えるようになりました。
「自分の食べたものがそのまま子供の栄養となる」
「食べないダイエット」で栄養が足りないと
子供が脂肪を蓄えやすくなると聞き、
「食べない」ダイエットも一旦卒業。
お魚料理を増やし、
野菜を意識して取り入れたり
葉酸サプリを飲んだり、
アルコール、生魚、カフェインに気をつけたり
食べたもので
自分と子供の体が作られるのだ!という意識が
ここで強く芽生えました。
産後ダイエット期:バラエティ豊かなダイエット生活
これまで3回の出産を経験しましたが
1人目、2人目、3人目を経験するごとに
体型が戻らなくなります….
14歳を機に、これまでずっと
私の食べ物との関係性は
「体型(体重)に影響があるかないか」
自分の体型の変動をベースにした
食選びをしていました。
卒乳した後は、必死で体型戻し!
また栄養への意識も疎かになります。
少しでも痩せるために、
・クレンズダイエット
・デトックス
・ファスティング
・自己流糖質ダイエット
(とりあえず炭水化物は抜くがクッキーは食べる)
色々と試してきました。
/
で、その結果は…って?
\
痩せたり、太ったりを
繰り返していました。
やり方が極端なんですよね。
ラーメンも、コース料理も、クッキーも食べ、
その後は「食べない」ことで調整です。
ストレス発散のクッキー生活と栄養指導
卒乳し、
栄養バランスをほぼ意識しない
食生活がまた始まります。
クッキーはランチ代わりに毎日食べる…
そんな食生活だったので、
美容皮膚科で初めて栄養指導を受けます。
血液検査で、
お菓子を食べていることも、
タンパク質がほとんど足りていないことも
お見通しだったのです。
先生
「あら〜、甘いもの食べていますね。」
「甘いものを欲さない食生活をしたいですね♪」
って。
自分の食べたものによる影響が
血液数値にダイレクトに出ると流石に意識せざるを得ない。
指導通り青魚を食べたり(鯖缶を常にストック)
クッキー生活も少しだけ…控えるようになります。
サステイナブルな栄養プランを学び、食べ物、調理への強いこだわり
その後ヨガ・ピラティスの
インストラクターとなります。
ダイエット方法や
ヘルシーなライフスタイルを提案する
インストラクターとして
自分が栄養バランスを疎かにしていては
良くない!と思い、
Lifestyle Medicine(生活習慣医学)や
持続可能な栄養プランを学びます。
私って良く言えば素直、
悪くいうと影響を受けやすい…。
健康と栄養を学ぶことで、
特定の食べ物に「善し」「悪し」の
レッテルを貼るようになります。
✔️ 砂糖は中毒性が高いからNG!
✔️ ジャンクフード、コンビニ食、ホルモンバランスを崩すからNG!!
✔️ 特定の油はもう絶対摂らない。市販の揚げ物NG!
✔️ 白米、小麦粉を減らす!全粒粉意外NG!
✔️ この調理方法はNG!!全部蒸す
✔️ 魚の食べ過ぎに気を付ける
✔️野菜炒め、ステーキNG
などなど。。。
子供達にも、
「市販のお菓子はダメ。」
「食パン、クロワッサンは食べないで」
「うちは今日から白米は出ません」
「今日からこれを食べましょう!」
ってこだわり始めてから、
食へ物へのルールがとっても厳しくなりました。
子供達からは大ブーイングです(笑)
現在:食べ物とその繋がり
現在は、
ホリスティックヘルスを学び
「食事」を
体だけではなく、心の健康を築く1つとして
考えるようになりました。
食べものに善悪のレッテルを貼っていた
「食事警察」の期間を経て、
今は、
食べ物そのものを
マインドフルに楽しむだけではなく、
食を通して、
感動や感謝、人とのつながりを意識するようになりました。
その中でも大きな変化といえば、2つ。
一つ目は、
様々な食材と調理法を試すようになったこと。
サラダも、
お決まりのレタス、トマト、きゅうりなどではなく
豆類や、種、リーフ類、チーズ、
紫きゃべつやパプリカ
とても彩り豊かになりました。
1年に数回しか使っていなかった
オーブンやミキサー、蒸し器も
よく使用するようになりました。
二つ目は、
食材の選び方が変わりました。
オーガニックを選ぶことが増えましたね。
かといって別に添加物がNG!と言いたい訳ではありません!
オーガニック農法は
実は作る側もとても手間暇がかかり
大量生産よりも大変なのです。
オーガニック野菜を選ぶことで
自分の体はもちろん、
地球環境のウェルネスも応援したい。
そんな気持ちでオーガニック野菜や
こだわりの商品を積極的に選ぶようになりました。
これからの食と私。40代に向かって。
こんな風に落ち着いた今の「私と食の関係」。
ここが着地点ではなく、
これから40代に向かってまた大きく変わっていくと思います。
40代の女性といえば、更年期を経験します。
自分が感じている以上に
体の中は着実に変化を始めている。
先輩ママからは
「40代は全然痩せなくなるよ!」と伺い、
まだまだ綺麗でいたい気持ちもある私は、
体型維持も諦められないテーマになるでしょう!
振り返ると、
「食と私」は人生という旅のパートナーのようなもの。
自分と共に変化し、成長し続けていく。
そう思うと、
「食べる」という行為がとても深く、
人生をより豊かにする大事な時間に感じます。
皆さんも是非振り返ってみてくださいね!
「今は食べ物とどんな関係を築いていますか?」
「これからどんな関係を築いていきたいですか?」
ライフスタイルをホリスティック(包括的)に整え
あなたのWell-beingを築く、
ウェルネスコーチング体験は随時受け付けております。
食事や運動の生活習慣に限らず、
キャリア・人間関係・人生の軸・パートナーシップ・
タイムマネージメント・子育て
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