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最近、会社のみんながすごいんです

最近、会社のみんながすごいんです。

恵比寿で、コンテンツ制作会社を経営しています。
今年で設立11年目。
とはいえ、小さな会社ですから、これまでは私が主体となって人を受け入れ、育ててきました。

クリエイティブの技術を教えるところはメンバーにも協力してもらってきましたが、この業界で働くにあたって必要な知識や教養や立ち居振る舞い、考え方などは、私が直接伝えていました。

今は、私が直接接するのは最低限。メンバーによっては、まったくといっていいほど接点のない人もいます。
うちで育ったメンバーが未経験のメンバーに教える。それどころか、マネージメント全般を担当する。そんなフェーズなんです。

こっちとしては危なっかしいときもあって、ハラハラします。でも、ぐいっとこらえて、任せる。
それこそ、さすがに社会人歴20年以上で、経営者歴も10年以上なんだから、私がやったほうが早いこともたくさんあります。

でも、それがすべてではないんですよね。

私が手を出すことは、ほかならぬ私が育てて来たメンバーの成長機会を奪うことになるし、若いから、経験が浅いから私より劣っているなんてことはまったくないんです。
むしろ、私が持っていない感覚を持っていたり、苦手なことが得意だったりする。それを、尊重したい。

何度も何度もぐいっと背筋を伸ばし直して、見守っています。

メンバーによるメンバーの育成を始めてまだそれほど経っていませんが、なんだかもう劇的な変化を感じています。

弊社では、Slackに毎朝「モーニングノート」をつけてもらっています。
自分の中にあるものを朝、ノートにぐわっと書き出す「ジャーナリング」の業務版みたいなものです。

朝、頭の中にあるお仕事をすべて書き出して、翌日はその振り返りからスタートしてもらっています。
まず、この振り返りの内容が俄然、濃くなりました

さらに、一ヶ月ごと、「目標設定シート」なるものがありまして、目標を立てて、すべてのプロジェクトを翌月の頭に振り返ってもらっています。
こちらの振り返りや目標も、素晴らしく中身が濃くなりました。

目標の立て方や振り返り方、これまでいくら教えたって身に付かなかったのに(笑)

でも、こういうものなんですよね。私自身もそうだったように。
口を酸っぱくして何度伝えてもなかなか浸透しないけれど、それを聞いた上で実践して失敗したり成功したりした時に、「あ、こういうことだったんだ」と気が付く。
だから、伝えることは無意味ではないんですよね。

今は、見守るのが楽しくて楽しくて仕方ありません。
例えば、一ヶ月先、二ヶ月先どうなっているかなと、わくわくしています。

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Yuka Shibayama
会社を経営したり、書いたり、秘書をしたりしているワーママです。

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柴山 由香
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