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「ロミオとジュリエット」の展覧会

ゼフィレッリ監督の映画「ロミオとジュリエット」の展覧会に行ってきました。映画の中で俳優たちが着ていた衣装の公開です。


二人が出合った時に着ていた衣装


後ろ
袖にはフェイクビジューが使われていました

ゼフィレッリ監督はフィレンツェ出身の映画、舞台監督だった人で、彼の作品は日本でも多く公開されました。「尼僧の恋」「オテロ」「ムッソリーニとお茶を」「永遠のマリア・カラス」などご存じの方も多いと思います。


ゼフィレッリ監督の映画は日本でも公開された作品多数



日本で公開された時のポスター

中でも「ロミオとジュリエット」は私の中で印象に残っているので、見に行きました。
まだ私が高校生くらいだった時にテレビで映画を見て、異国の時代衣装や風習、町並みに強い憧れを抱いたからです。それと、ジュリエットを演じたオリヴィア・ハッセーの愛くるしさにも目を奪われました。


ジュリエットがラストシーンで着ていたドレス

美術史を学んで観光ガイドになってから衣装を見るとまた違う見方になりますが、あの時の感動が蘇ってきたようで懐かしい気持ちになりました。


衣装の布見本
タオルみたいな生地


展示室には映画も一部上映されていました

今回の展示はゼフィレッリ監督に捧げられた美術館で行われたものです。他にも彼が手掛けた作品の衣装、デザイン画、彼の書斎を再現した部屋などが展示されています。映画や舞台に興味ある方にお勧めです。

美術館はヴェッキオ宮殿の裏にあります。

フィレンツェにいらっしゃる時の参考になさってみてください。

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