【ami*emi】 本当の自分を生きるプロジェクトとは
このプロジェクトは、
ひとりひとりが「自分らしく生きても良いのだ!」
という希望と居場所を見出せる場づくりを目指しています。
最初のチャレンジは、
2022年11月12日13日に、光が丘imahallにて
「感情の町を旅する宇宙人と車椅子の女の子の
命の美しさを体感できる物語」
を演劇として皆様へお届けします。
・全くの素人が0から1000人超の観客を集める演劇公演を主宰。
・キャストも素人ながら、500人キャパシティの舞台で役者になるチャレンジ。
・そして、肩書も年齢も性別も全く異なる人たちで共通の価値観だけを持って、仕事でもない大きなことを一緒に創り上げるというプロセス。
この3つのチャレンジのリアルな奮闘を皆さんに届けることで、
少しでも自分らしく生きることを諦めない皆さんの希望になれたらと思い、活動しています。
<<社会背景>>
自分らしく生きたい。
やりたいことを見つけたい。
全ての世代で、こんな風に悩む方が少なくありません。
これは、「生きがい」を感じにくい社会だということ。
こんなにも、生きることに困らない豊かな日本なのに、
なぜ「生きがい」を求めている人が多いのでしょうか?
それは、社会の基準と個人の幸福がズレているから。
私たちは、幼少期から社会の正しさを生きることが幸せだと思い込まされてきました。
その結果、「自分がどうしたいか」ということよりも
社会の常識、周りの普通を生きる術を身に着け、いつしか
「自分」というものが分からなくなくなってしまいます。
内閣府調査によると、諸外国に比べて日本の若者の自己肯定感は低く、さらに年齢を重ねるごとにどんどん低くなっていくというデータもあります。
(参照:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01gaiyou/s0_1.html)
高度経済成長期の時は、日本全体で目指すビジョンが明確だった。だから、社会の幸福と個人の幸福は同じでも生きがいを感じることが出来ていた時代でした。
でも、その幻の基準を持ったまま、
いきなり個人の幸せと言われても、分からない人が多いのは当然ことです。
近年、多様性社会という言葉を沢山耳にするようになりました。多様性社会を目指すということは、今は多様性ではないということ。「普通」「当たり前」という前提があるから、多様性社会という言葉が成り立ちます。
本当の多様性社会が実現する為には、
本来は人は違う存在だと捉える土台と、日本人ひとりひとりが「自分を認識」し、「個人の幸せ」を感じられるようになる必要があると考えます。
<<自分らしく生きるとは>>
では、今から「自分らしく生きる」為に、
どうすれば良いのでしょうか?
自分らしく生きるには3つの要素が必要だと考えます。
①自己探求
②仲間の存在
➂チャレンジ(枠や制限を外す)
①自己探求
「自己観察」とも言えます。
人は、自分が自分をどう思っているのかという「セルフイメージ」と自分がこの世界をどの様に捉えているかという「価値観(青写真)」、つまり「前提」によって出来事の受け取り方を変えることで、幸福だ不幸だとジャッジしています。これは、無意識に瞬時に日々起きていることです。
特に、日本人は「正しさ」を教えられてきた傾向が強いですから、常に「これは正しかったのか」と振り返り、自分のダメな所探しが上手です。
思考は一日に2万~6万回すると言われていますから、
無意識でいると、2~6万回も自分に対してダメ出しをしていることになります。
これでは、自己肯定感が下がるのは、当たり前ですよね。
ですので、意識的に自分を観察し、前提に気づいてあげること。そうすることで、「自分の本音」が分かるようになってきます。
最初は一人でも出来るのですが、
ここで同じように自己観察する仲間が居ると
加速度的に「自分」に気づいて拓いていけるようになります。
②仲間の存在
他人から見られている「本人」の方が「その人らしい」、ということは往々にしてあります。
鏡でしか自分の顔を見ることができないように、
人は本来の自分は他者からしか見ることが出来ないのかもしれません。
信頼し、心から互いの人生を応援している仲間たちと
お互いのことを語り合うと、
あまりに自分では無意識で当たり前だったことが魅力だと気づくことがあります。
そして、目の前の人の素晴らしさを応援することで、さらに自分は自分のエネルギーが湧くことしかする必要がないのだと気づかされます。
そうして、「自分の活かし方」が分かってきます。
➂チャレンジ(枠や制限を外す)
また、人は生存本能があるので、出来るだけ現状維持しようとする脳を持っています。
ですので、「本音」が分かって「自分の活かし方」が分かっても、何もないと現状維持につとめ、特に変わらない日常を送っていくことが当たり前です。
毎日を大切に過ごすことは、素晴らしいことです。
しかし一方で、本当の自分を生きたい!と切望している方は、
「自分の可能性をもっと知りたい!!」
「沢山の体験をして命を精一杯生きたい!!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
可能性を広げるには、
現状の枠の外側に行くことが必要です。
結果そのものよりも、
その中で起こるプロセス全てが宝物です。
枠の外側を体験してみる。
そのことにより、チャレンジしなかった自分よりも
器が広がり、必ず成長しています。
そうしてまた、「本当の自分」に気づいていけるのです。
<<私が3つの要素に気づいたきっかけ>>
①自己探求のきっかけ
これは、私が離婚した時に知りました。
「ありのままの、キミなんて愛せないよ」と
前の旦那に言われた時に、あまりにショックでうつになり
心療内科に通っても良くならず、必死に心や脳科学、スピリチュアルを学んで実践したことがきっかけでした。
その時に、「ありのままの自分を愛していなかったのは、自分だ」ということに気づきました。
愛がもらえないという前提が
既に愛を沢山もらっていた
という前提に気づいた時に、大きく人生が好転しました。
②仲間の存在の大きさ
ある時に、友人から「こんな人生の話は、ゆかちゃんにしかできない」と言われました。
同時期に、別の友人から同じことを言われたのです。
有難いことに、私の周りには人生の話をする仲間しかいなかったので、気が合いそうな友人たちを集めてみました。
結果、目的がないと集まらない女子たちが
何の目的もなくても毎月集まるようになり、
互いの魅力を教え合い、自分の本質に気づいて
どんどんそれぞれらしく花開いていったのです。
この演劇プロジェクトの要となる
ノンバーバルコミュニケーションワーク(NVC)も
そのメンバーで受けたのがきっかけでした。
メンバーの一人の金澤萌恵ちゃんが、
限られた人にしか提供していなかった
その本当に大切なワークを、メンバーたちにしてくださったのです。
NVCは、自己観察と他者観察を通じて深く意識レベルのコミュニケーションを行っていくもの。
身体を通じて、心を通じて、感性を通じて、
「自分の本音」に気づいていけます。
そして、その瞬間の他者とのエネルギー交換から生まれる表現は、「私たちは自由だ!」と教えてくれます。
出逢いによって、私の人生は変化してきましたが、
この仲間たちとの出逢いでまた、私の人生が大きく変わったのです。
➂チャレンジ
2015年に、2000人の前でプレゼンをするという大会に出場しました。
そこで出逢ったのが、筋ジストロフィーを抱えて歌う小澤綾子ちゃん。
彼女が語る、「違いを超えた社会」には、
そこに被害者意識というものを全く感じませんでした。
人は、そもそも違うから、それを分かり合える土台を一人一人が持とう!! 見た目には分からなくても、違いがあるから、それを怖がらずに言い合える社会にしたい。
全てを受け容れて愛で語っているその在り方に感動し、
すぐに友達になりました。
同じように、自分の枠を越えてチャレンジしている仲間たちは魅力的で。面白いのが、仲間のプレゼンを一生懸命考えるほど、自分のプレゼンもまとまっていくのです。
1人の夢を1人で叶えるのが一番難しい。
100人で100人の夢を叶えるのが簡単。
そんな価値観を持つこの大会で、自分の枠を越えたからこそ、これまで出会えないような人たちに出会え、
自分の可能性が広がりました。
まさか、常にチャレンジしてどんどん形にしていっている綾子ちゃんと一緒にプロジェクトが出来る自分になれるなんて!!
あの時の自分では、とても考えられなかったことです。
<<なぜ、このプロジェクトを諦めないのか>>
心や自分の幸せを大切にすると、今の社会が生きづらくなってくることがあります。
でも、死ぬときに宝物になるのは、経験。
1つ1つの結果よりも、そのときにどんな体験をして、どんなに感動したか。
何者でもない、"私を生きた"という人生全てを誇り
感動し、そして感謝して最期を迎えたい。
「今」は「命」だと綾子ちゃんが教えてくれているように
私ももう、私が生きたい世界を生きることに、妥協したくない。
だから、もっと、
一人一人が生まれてきた生を活かし
「生きがい」を感じながら生きられる社会へ。
私が一番、その世界に住みたいから。
このプロジェクトで沢山の仲間たちに出逢いたいのです。
<<VISION>>
このプロジェクトの基軸は、
ひとりひとりが自分らしく生き、
仲間たちと1人では出来ない創造をしていく。
その過程で、想像もできなかった自分に出逢え、みんなで進化していくプロセスを楽しんでゆくということ。
プロジェクトは今後、演劇のみならず
自分らしく生きる仲間たちとのコミュニティから
それぞれが自分らしく輝く会社や町づくりを目指していきます。
80億人が80億人の夢を一斉に叶えてゆく。
そんな世界を目指して。