本に願いを。
約13年ほど勤めた会社を辞めた。
細かい理由は割愛するけれど(どうせよくある理由だし)、しいていえば、愛着があった場所がそうでなくなるのは何とも物悲しい、といったところ。一方、物悲しい思いをしたからこそ、色々な出会いもあったし、視野も広がったように思う。
(良かったというには語弊があるけど)これはこれで良かったのかもしれない。
この2冊を、会社の本棚の、目線の高さの一番目立つところに差し込んできた。倉貫さんのこの考え方が好きだからだ。
次の会社では、社内政治のごたごたで一度手放したディレクターという仕事にもう一度携われる。オフィスで会えた同期(エンジニア)に本を見せながら次の会社のことを話したら、「またディレクターに復帰できるんだね」と言ってくれて泣きそうになった。
なので、「しかもエンジニアに恩返しが出来る仕事なんだよ」という自慢もしてきた。
色々な思いをした分これからは、次の仕事のお客さまや、新たに出会える仲間 / 戦友たちや、これまで出会えた仲間 / 戦友たち、そして自分のために頑張りたい。
そうそう、前述のツイートの「自分にもよく分からない」気持ちは、こちらを壱から参まで読んだらなんとなく分かった。たぶん「喪失感」だった。
分かってちょっとすっきりした。