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乳がん闘病記(20)EC療法1クール目副作用

初めてのEC療法、キツイことが多くて書き留めずにはいられなかったまとめはこちら。
今回は、その続きになります。

1クール目
DAY12〜DAY21

副作用がなかったもの


・発熱
・筋肉痛
・関節痛
・吐き気 
・血管痛
・皮膚障害
・口内炎
・睡眠障害
これらは全くなかったので、それだけでもQOL低下を防げました。


副作用

・手の指のしびれ
冬の寒い日のお風呂に入ったときのような、じんわりとしたしびれが時々ありました。
蓋を開けるのに苦労したとか、冷たいものが響くと言ったことはなく、生活に支障はありませんでした。

・味覚障害

相変わらず、醤油が苦くて変な味でした。口の中が苦くて苦くて。
ただこれも、ドセタキセルのときと同じく、3、4日で波は収まりました。

・動悸、息切れ、体の重さ
DAY14くらいまではまだ少し歩くと息切れがありました。
動悸は横になっているときでも突然やってくる感じでした。
更年期障害で、数年前からよくあったので、比較的落ち着いてゆっくり横になってやり過ごしました。
階段の上り下りも、この頃になると気にならない程度には楽になりました。

・便秘
ドセタキセルの時に全く使わなかったマグミット錠を服用しましたが、足りなくなってドラストで酸化マグネシウムを購入して服用していました。
だいたいいつものとおりに戻ったのですが、それが薬のせいなのか、体調が戻ったのかわからず、DAY14まで飲んでいました。
その後は薬なしでも普段通りのお通じに戻りました。

・歯周病
直接の副作用ではないのかもしれませんが、DAY18から急に左上の奥歯が痛くなり、ロキソニンで対処しました。
三連休明けにかかりつけ医に診てもらい、虫歯ではなく、歯周病が進んできているとのこと。
奥歯の歯茎のマッサージがおろそかだったかもしれません。
消毒後、薬を注入、今週また通院です。



EC療法1クール目を振り返ってみると、DAY10くらいまでが特にきつくて、その後は少しずつ回復していった感じでした。

特に、DAY8からDAY10が、1日中横になるくらいきつかったです。

ドセタキセルが特に辛い副作用がなくてわりと普段通りの生活ができていたので、ギャップに泣かされました。

事前に、吐き気や心機能低下、血管痛などが強く出るようなことを見聞きしていたのですが、私の場合は心機能低下が顕著でした。


そんな中、DAY8で、ツルピカ頭に少しずつ髪の毛が生えてきたのは本当に嬉しい出来事でした。

更に、しこりが少しずつ小さくなっていくのを自分で触診して感じることができたのも。

私のサブタイプ、ルミナールAは抗がん剤があまり効かないと言われています。
ドセタキセルではあまり変化がなかったので、EC療法でもさほど期待してはいなかったのですが、つらさの分だけ効果があったのかも、なんて思います(個人の感想です💦)

乳がんに罹患して、初めて尽くしの療養ですが、少しずつなにかが見えてきたような気がします。

自分の心と体を守ること。
そのために何をして、何をしないかを見極めていきます!


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