「やってみたい」を阻む思考について考えてみた
先日来お話していた
「”しつもんカンファレンス”というイベントで、『質問は人生を変える』についてお話したいので、登壇者になるチャレンジしています!」
という件。
おかげさまで、無事登壇できることになりました!!!\(^o^)/
この結果は、応援メッセージを寄せてくださったみなさんのお力以外のなにものでもありません。
←応援してくださる方からの 「メッセージの文字数」 で登壇者が決まる、という選考基準だったんです(;'∀')
私はもう、お願いすることしかできなかったんです。
登壇できる16人に入れるくらいのメッセージを送ってくださる、応援してくださる方がいらっしゃった、というのが、今回の大きな学びでした。
この企画が発表されたときには、「終わった……」と思っていたのですが、周りの方たちのすばらしさに気づけていなかったんだなあと思います。
このnoteや、私からのニュースレターを読むだけでなく、こうやって何かあったら応援してくださるみなさん。
月並みな表現しかできないけど、ほんとうにありがとうございました。
さて、今回のこの一件。
私の中では大きなできごとだったので、ちょっと振り返っておこうと思います。
まずこれは、私にとって、大きな課題であり、試練でありました。
「ミヒロさん(イベントの主催者で、質問家のマツダミヒロさん)が選ぶのではなく、周りの人が寄せた応援メッセージの文字数で登壇者が決まる」
これを知った時は、「もうだめだ」という、絶望的なキモチになりました。
まる2日以上、フリーズしながらも自分のネガティブなキモチと向き合い、なんでそう思うんだろうとキモチの元を辿ってみました。
・周りがすごすぎて、自分が残れる気がしない
←「だめだった」というネガティブな結果を知られたくない
・自分が立候補していることが、周りに知られてしまった
←立候補するなんて無謀なヤツと思われたくない
・応援メッセージの文字数で決めるなんて、無理
←「文章書いて」って、そんな面倒なこと頼めない
・そもそも応援メッセージって、どうやって書くの
←私にもよくわからんものを人に書いてって頼めない
・どうやってお願いしたら書いてもらえるっていうの
←この忙しい時にこんなめんどくさいこと頼むなんて、って嫌がられる
で、さらにそれをもう少し辿ってみると
・ネガティブな結果を知られたくない
←選ばれない=自分に値打ちがないと思われる
・無謀なヤツと思われる
←人に笑われたくない
・面倒なこと、書くことを頼めない
←断られるのが嫌
・嫌がられる
←嫌われたくない
んーーー
そこにあったのは見事に、「人にどう思われるか」だったのですよね。
笑われたくない
嫌われたくない
みっともないと思われたくない
断られたくない
迷惑をかけたくない
やってみたいのは「自分」なのに、判断の基準は「人にどう思われるか」。
(そもそもこの「人」って誰なん?って話ですが)
そう、昭和ど真ん中に育った私は、親(とくに母親)から「世間体が大事」という価値を事あるごとに伝えられてきたのです。
・ご近所さんに笑われる
・そんなことしたら周りに恥ずかしい
・親戚に顔向けできない
・相手のご迷惑になるなんて
いえね、こういう考えをだめだと言ってるわけではなくて。
道徳的に必要な要素もあると思ってますしね。
ただ、そればかりだと判断を「世間様」に預けることになってしまい、自分の意志とは離れたものになってしまいます。
これではアクセル(やってみたいキモチ)とブレーキ(気になる世間体)を同時に踏んでいるようなもんで、前に進むはずがない。
やってみたいと思ったんなら、やってみたら?
「応援メッセージをお願いする」に挑戦することで、もしかしたら私は今いるところより、一歩前にいけるんじゃない?
その、「一歩前にいけるかどうか」を試すのが、今回の課題なんじゃない?
2日とちょっとかかって、やっと、そう思えるようになりました。
そこからさらに次の日になって、ようやくニュースレターの臨時号を出して、noteにも投稿して、みなさんにお伝えした、という顛末なのでした。
「風の時代」と言われているのに、「世間体」という重い鎧を身につけていては、軽やかに進めるわけがない(´;ω;`)
自分の思考のクセについても考えさせられた一件でした。
チャレンジが終わった時のキモチはこちらで書いています
「しつもんカンファレンス」って、こんなイベント
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